負傷者続出により黄色信号点滅も、レイカーズオーナーは長期的な計画実行を支持

2019/01/24
NBA&海外
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レイカーズ

写真=Getty Images

「一夜で全てが変わることはない」

レブロン・ジェームズとラジョン・ロンドが昨年のクリスマスゲームで負傷し、ポイントガードのロンゾ・ボールまでも戦線離脱となった今、レイカーズが2月7日のトレードデッドラインまでに補強を実行するのではないか、という噂も出てきた。

まもなくレブロンとロンドは復帰できる予定だが、レイカーズは現在西カンファレンス9位。レブロン復帰後からチームの状態が上向くことは予見できるとしても、毎シーズン1ゲーム、あるいは0.5ゲーム差の争いが終盤まで続く西では、目先の勝敗が持つ意味は大きい。だが、レイカーズ首脳陣の考えはブレていない。球団社長のマジック・ジョンソン、GMのロブ・ペリンカは、今年のオフにサラリーキャップに生まれる3800万ドル(約41億円)の空きを使い、レブロンに次ぐスーパースターを獲得する計画を優先する方針を変えていない。そして、そのプランをオーナーのジーニー・バスも支持している。

バスは、『The Lowe Post』に出演した際「マジックは辛抱強く仕事をこなし、ロブ・ペリンカはロスターにフレキシビリティを与えてくれ、単にプレーオフに進出するため、ファーストラウンドで敗れるための近道を選ばず、素晴らしい仕事をしてくれていると思う」と語った。

「彼らには大きな目標が見えています。段階を経て、目標に到達しようとしています。たった一夜で全てが変わることはないわけで、辛抱強くなければいけない。今の体制になって2年ですが、私は現状に驚いています。彼らは、私の期待値を超えています。チームを立て直してくれているし、急場を凌いでプレーオフに進出するためだけの近道も選んでいない。チームの選手を不当に扱ってもいない。まさに、私が見たかったチームの在り方です。それに、レイカーズのファンはスマートで、バスケットボールを愛してくれています。ファンのみなさんは、今日のNBAを理解しています。マジックが作り上げようとしているものを理解してくれています。ファンも、近道を望んでいないでしょう」

若手コアと呼ばれるボール、ブランドン・イングラム、カイル・クーズマ、ジョシュ・ハートらを放出してでもビッグネームを獲得する方法もあるだろうが、マジック、ペリンカ、そして現場を預かる指揮官のルーク・ウォルトンは、彼らの力を信じている。6年ぶりのプレーオフ進出が可能かどうかは、レブロンらが復帰してからの戦績次第。たとえプレーオフ進出を逃したとしても、レイカーズが長期的な計画を変えることはないだろう。彼らが2月7日までに『パニックボタン』を押すことは、なさそうだ。