カリーも苦悩するグリーンとプールの泥沼騒動
ゴールデンステート・ウォリアーズのステフィン・カリーが、ドレイモンド・グリーンとジョーダン・プールのスキャンダルに言及した。
海外メディア「fadeawayworld.net」によると、現状についてカリーは「正直言って、僕には分からない」と前置きした上で、「僕たちは数えきれないほど話し合った。あの問題が起こった当時から新しいシーズンの開幕に向けて、全員が同じ方向を見なければならない」と、開幕に向けてチームが集中していることを強調した。
事件が起きたのは2022年夏のこと。当時チームメートだったグリーンがプールの顔面にパンチを見舞い、謹慎処分を受けた。プールのウィザーズへの移籍をもって事件は解決に向かうかに見えたが、今年に入りグリーンはプールに挑発されていたことをポッドキャストで示唆。これに対してプールの父が「私は1度もグリーンから謝罪を受けていない」と反発するなど泥沼化している。
カリーは当時の状況について「コーチやフロントの立場としては出場停止処分を科すべきか議論すべきだったかもしれない。でも、あのときは様々な要因が絡む中で対処しなければならなかった」と回想。自身やアンドリュー・ウィギンスの負傷離脱もありながら、レギュラーシーズンは6位を確保し、プレーオフでも上位のグリズリーズを倒すなどウォリアーズのチーム力はいまだ健在だ。いざこざを忘れ、クリス・ポールとのケミストリーを高め、カリーは再び王者を目指す。