女子U16日本代表

決勝の相手は前回大会の決勝戦で敗れたオーストラリア

7月15日、FIBA U16女子アジア選手権大会の準決勝で女子U16日本代表がチャイニーズ・タイペイと対戦した。

日本は予選ラウンドの3試合で平均38.7失点と、大会を通じて好調なディフェンスで主導権を握ると、開始5分半には後藤音羽の3ポイントシュートが決まり16-4と、早くもリードを2桁に乗せた。その後、得点ペースは落ちたものの第1クォーターを22-10で終えると、第2クォーターに入っても阿部心愛を中心に得点を重ねた日本が攻守で上回り、47-25で試合を折り返した。

そして、後半に入っても日本は集中力を切らさずに点差を広げ続け、すべてのクォーターで10点以上を上回り、93-46の完勝を収めた。

日本は阿部心愛がゲームハイの20得点に加え、7リバウンド(チームハイタイ)を記録し、6本中4本の3ポイントシュートを沈めた金澤杏が16得点で続いた。また、後藤と岩坂真紘も2桁得点を挙げ、ロスター全員が得点を挙げるなど6大会連続の決勝進出に弾みをつけた。

決勝の相手は準決勝でニュージーランドを99-62で倒したオーストラリアに。前回大会の決勝戦で敗れた相手にリベンジを果たし、2度目のアジアチャンピオンとなれるか。オーストラリアとの決勝戦は本日の19時ティップオフとなる。