佐古氏「応援される強いチームを作っていきたい」
シーホース三河が7月13日、佐古賢一氏がシニアプロデューサー(2023年7月より新設の役職。新B1リーグにおけるシーホース三河の新しいチャレンジの具現化を目指し、人材発掘や練習環境の向上、クラブのPRなどに従事)に就任したことを発表した。
佐古氏は現役引退後に創設間もない広島ドラゴンフライズのヘッドコーチに就任し、3シーズン指揮を執った。2017年に男子日本代表のアシスタントコーチに就任すると、その後はアンダーカテゴリーを中心にヘッドコーチを務めた。そして、2021年の夏にレバンガ北海道のヘッドコーチに就任し2シーズン指揮を執ったが、2023年2月に双方合意の上で契約解除となっていた。
佐古氏はクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「この度シーホース三河のシニアプロデューサーに就任することになりました、佐古賢一です。まず初めに、このような機会を与えてくださったクラブ関係者の皆さまに感謝申し上げます。プロ選手としての9シーズンを過ごした三河に戻って来られたことを、とてもうれしく思っています。長年三河を率いた鈴木貴美一ヘッドコーチが退任され、今シーズンはクラブとして大きな転換期を迎えるタイミングだと思います。その中で自分にお声掛けいただいた意味を日々考えながら、これまでクラブを支えてきてくださったスポンサー、ファン・ブースターの皆さまと共に、新しい景色を見に行きたいです。フロントスタッフとしてチームに関わるのは初めてですが、より一層皆さまに愛され、応援される強いチームを作っていきたいと思いますので、ご支援・ご青援の程よろしくお願いいたします」
寺部康弘代表取締役社長は「佐古賢一さんには、シニアプロデューサーとして、地域密着活動への参加やチーム・クラブ情報のPR、若い人材のスカウトや育成環境の構築など、新しい組織のメンバーとして幅広い活動にご尽力いただく予定です。ライアン・リッチマンヘッドコーチも日本の『Mr.バスケットボール』である佐古賢一さんの参画を心待ちにしており、フロントメンバー一同で変革に挑戦する覚悟です。皆さまの温かいご青援をよろしくお願いいたします」とコメントを発表している。