八村塁

写真=Getty Images

八村はオフェンスよりもディフェンスを強調

12月21日にホームでデンバー大学と対戦したゴンザガ大学が、同大史上最多となる61点差で圧勝(101-40)するという、圧巻のパフォーマンスを見せた。

ゴンザガ大のオフェンスを牽引した3年生の八村塁は、1本の3ポイントシュートを含むフィールドゴール9本中9本、フリースロー5本中4本を成功させ、チームハイに並ぶ23得点をマークし勝利に貢献。ゴンザガ大が試合開始からフィールドゴール15本を連続成功させたのに対し、デンバー大は11本を連続ミスする展開で、勝負は早々に決まった。

チーム史上最多得点差で勝利を収めたゴンザガ大は、前半のフィールドゴール成功率でも、チーム史上最高の84.5%という驚異的な数字を残した。

八村は、フィールドゴール成功率100%という結果について「良いね。ボードを見たら100%になっていた。とてもうれしかったよ」とコメント。オフェンスも素晴らしかったゴンザガ大だが、八村は相手のフィールドゴール成功率をわずか24.6%(65本中16本)に封じたディフェンスの方を強調し、「何よりもディフェンスが良かった。チームは今、ディフェンスに集中しているからね」とも語った。

開幕9連勝後に2連敗を喫したゴンザガ大だったが、テキサス大学アーリントン校、デンバー大に勝って11勝2敗としている。ゴンザガ大は、クリスマス休暇を挟み、28日にホームでノース・アラバマ大とホームで対戦する予定だ。