男子日本代表

チームで16本の3ポイントシュートを39%の高確率で成功

ワールドカップアジア地区予選の最終戦で男子日本代表がバーレーン代表と対戦した。

日本の先発は先日行われたイラン戦と同様に富樫勇樹、比江島慎、吉井裕鷹、井上宗一郎、ジョシュ・ホーキンソンの5人が務めた。日本は吉井のドライブで先制し、富樫からホーキンソンの合わせとオフェンスが好調。パス回しから積極的に放つ3ポイントシュートが効果的に決まり、ホーキンソンが早くも2本目の3ポイントシュートを沈めて、開始約5分で2桁のリードを奪った。

その後、セカンドユニットの時間帯にオフェンスが停滞し点差を詰められたが、川真田紘也がタップで代表初得点を挙げれば、須田侑太郎が2本連続でトランジションスリーを沈めて32-19で第1クォーターを終えた。

第2クォーターに入ると、3ポイントシュートの精度が落ち始め得点が伸び悩んだ日本。それでも、オールコートディフェンスで相手のリズムを狂わすなど、インテンシティの高いディフェンスは機能し、主導権を渡さない。終盤には比江島のロブパスからのアリウープ、トランジションからのダンクと、渡邉飛勇がチームを勢いづかせるビッグプレーを披露し、51-35で前半を終えた。

後半に入ると、互いにペースを速める点の取り合いとなる中、日本は開始3分半にトランジションから須田がロング2ポイントシュートを沈め点差を20の大台に乗せた。その後、ターンオーバーから失点し、連続で3ポイントシュートを許して点差を詰められてしまうシーンもあったが、富樫が連続で3ポイントシュートを沈めて、最終クォーター開始約2分で再びリードを20点に拡大。富樫と河村を同時起用するなど、様々なバリエーションを試しながらもセーフティリードを保ち、最終スコア95-72で勝利した。

日本はホーキンソンがチームハイの22得点に加え、10リバウンド4アシスト2スティールとオールラウンドに活躍。また、9本中6本の3ポイントシュートを沈めた須田が20得点で続き、チームとしては16本の3ポイントシュートを39%という高確率で成功させた。