文=バスケット・カウント編集部

京都ハンナリーズ
西地区4位 11勝12敗(直近6試合の成績:○○●○●○)

栃木ブレックス
東地区1位 17勝4敗(直近6試合の成績:○●●○○○)

アウェー10戦全勝を誇る栃木を、勢いのある京都が迎え撃つ

戦力的には栃木が優位にあるが、前節に京都が見せた勢いを軽視することはできない。A東京相手に互角の戦いを演じ、第1戦は惜敗したものの第2戦では競り勝った。ケビン・コッツァーと岡田優介、内と外で軸となる選手が好調で、チームとしての一体感も強い。対する栃木は、田臥勇太のゲームメークやライアン・ロシターを軸とする強力インサイド陣など攻守ともに高い水準を保つが、コンディションにやや不安。古川孝敏の復帰が待たれる。京都としては前節からの勢いに加え、ホームの『地の利』を生かしたいが、栃木はここまでアウェーゲーム10戦全勝、B1で唯一の敵地無敗のチームだ。

12月17日(土)18時00分試合開始@ハンナリーズアリーナ
12月18日(日)13時10分試合開始@ハンナリーズアリーナ


滋賀レイクスターズ
西地区6位 6勝17敗(直近6試合の成績:●●●○●○)

川崎ブレイブサンダース
中地区1位 20勝3敗(直近6試合の成績:○○○○○○)

リーグ最高勝率を誇る、旧NBL王者川崎の高い壁

20勝3敗でリーグ最高勝率、目下12連勝中の川崎。1試合平均28.2得点で得点ランキングダントツ1位のニック・ファジーカス。リバウンドランキングでも3位に入るファジーカスと7位のライアン・スパングラーの強力なインサイド陣。篠山竜青、辻直人を含む6名が日本代表重点強化選手に名を連ねる選手層の厚さも川崎の強さの理由。それだけに、前節終了後に実施された代表強化合宿での疲労が、どれだけこの試合に影響を及ぼすかが注目される。いまだに大敗を喫したことは一度もなく、大崩れしないチームに死角は存在するのだろうか。そして滋賀からはファイ・サンバと並里成が代表合宿に参加。代表での実績が少ない2人だけに、ここで川崎を倒して評価を高めたいところだ。

12月17日(土)18時00分試合開始@ウカルちゃんアリーナ
12月18日(日)14時00分試合開始@ウカルちゃんアリーナ


横浜ビー・コルセアーズ
中地区5位 8勝15敗(直近6試合の成績:○●●●●○)

仙台89ERS
東地区4位 6勝17敗(直近6試合の成績:●●●●●●)

横浜のチームケミストリーが勝敗を左右する

横浜は前節の試合で西地区1位の三河から勝利を挙げた。三河の鈴木貴美一ヘッドコーチに「まだチームが噛み合っていないだけで本当に噛み合ったら強いチームだと感じた」と言わしめた。エースの川村卓也と成長著しい細谷将司が重点強化選手に選出されるなど、チームのポテンシャルは本物。仙台は接戦を落とし続け12連敗中。秋田、北海道と6勝17敗で並んでいる。2勝10敗と大きく負け越す苦手のアウェーゲームではあるが、何とか浮上のきっかけをつかみたい。

12月17日(土)18時00分試合開始@横浜国際プール
12月18日(土)14時00分試合開始@横浜国際プール