第12節の『BEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK』が発表された。選出された5つの得点シーンを振り返る。

第5位 エグゼビア・ギブソン(SR渋谷vs大阪)
リングの近くのオフェンス有利なポジションでボールをもらい、マークにつく満原優樹に対して「柔」のシュートフェイクでタイミングをズラす。ワンドリブルで満原をかわし、アールティー・グインのヘルプよりも一瞬早く叩き込んだ「剛」のワンハンドダンク。

第4位 大塚裕土(SR渋谷vs大阪)
ショットクロック残り4秒、マークにつく綿貫瞬がシュートチェックを躊躇するほど離れた場所から沈めた大塚の3ポイントシュート。本人はパスを受ける前からシュート一択、遠距離ながら綺麗なフォームから放たれたボールは美しい放物線を描いてリングに吸い込まれた。

第3位 岡田優介(A東京vs京都)
第2クォーター残り4秒でリバウンドを取った京都は素早いトランジションで前線の岡田にパスを供給。後ろを向きながらパスを要求し、キャッチと同時に体を反転させて決めた3ポイントの同点ブザービーター。バック走から反転してのシュートで身体の軸が流れやすいところを、ボディバランスをしっかり保った体幹の強さが光る。

第2位 ジェロウム・ティルマン(北海道vs名古屋D)
第4クォーター残り15秒、1点ビハインドの場面。逆転を狙った石崎巧のシュートが外れ万事休すかと思いきや、3ポイントラインから走り込んだ198cmのティルマンが飛び込んでリバウンドを奪う。211cmのダニエル・ミラーを前に、198cmのジャマール・ソープからファウルをもらいながら決めた逆転のバスケット・カウント。試合を延長に持ち込み、勝利を呼び込んだビッグプレーだった。

第1位 鈴木達也(三遠vs千葉)
岡田慎吾のオフェンスリバウンドから巡ってきたセカンドチャンス。パスを受けた鈴木は視線を上げて残り時間を確認。残り3秒、左右に体を揺らし右斜めへジャンプしながら沈めた文字通りのタフショット。3ポイントのブザービーターを許し、マークについた富樫勇樹は思わず肩を落とした。