BライブTIPS
シーズンロングFantasy(B.LEAGUE#LIVE2022)
今週はB1は変則開催なしで全カードが土日に開催される。B2は27日(金)、28日(土)に越谷アルファーズvs佐賀バルーナーズ、愛媛オレンジバイキングスvs西宮ストークス、ライジングゼファーフクオカvs福島ファイヤーボンズの3カードが変則開催。残りの4カードは土日開催となる。29日(日)にはB2の試合が減るので、ここで選手の入れ替えを要する場合があるだろう。
さて、シーズンも後半戦に入り各チームの戦い方が固定化している部分もあるが、まだまだ流動的なチームもあるため選手の起用方法には注意していきたい。例えば、富山グラウジーズは高岡大輔ヘッドコーチ代行が指揮を取るようになり、これまで出場時間が極端に短い試合も多かった上田隼輔がコンスタントに15分前後起用されたり、これまで25分前後の出場時間があった晴山ケビンが10分程度になったり、チーム内での起用法が変わった。指揮官の変更は顕著な例となるが、ヘッドコーチが変わらずとも選手のコンディションや調子の良し悪しで他チームでも同様のことはよく起こる。FAで選手を獲得する際には勝敗を左右する得点やリバウンドなどのスタッツ項目を参考にする場合が多いと思うが、まずは直近の出場時間を見てほしい。『B.LEAGUE #LIVE2022』では「直近1週間(平均)」「直近2週間(平均)」などスタッツをソートして表示することができる。少しスタッツが伸び悩んでいても出場時間があればこの後スタッツを残す可能性は十分にある。逆に出場時間が減ってきている選手は当然ながらスタッツが伸びない傾向にあるため注意が必要だ。必ずしも比例するわけではないが、よりスタッツを伸ばせる可能性を高くするために出場時間に注目してほしい。
DFS(Daily Fantasy Sports)
今回は獲得価格が高額ではないにもかかわらず、直近の試合で活躍したお買い得選手をピックアップする。選手獲得の参考にしてほしい。
寺嶋良(広島・PG・価格18万円)
オールスター明けの直近4試合は2桁得点で、そのうち2試合は20得点オーバーと好調の寺嶋。なんといっても、強固なディフェンスを誇るアルバルク東京に対しても、1人で打開できるオフェンス力を発揮して只者ではないことを証明した。さらに直近4試合では平均2.5スティールとシーズン平均を大きく上回っている。スティール数が2.3倍で計上されるDFSでは貴重な選手と言えるだろう。
アンソニー・マクヘンリー(信州・PF/C・価格18万円)
前節の千葉ジェッツ戦ではシーズンハイの18得点を記録したマクヘンリー。ウィリアム・モズリーが離脱となりドゥレイロン・バーンズを補強したとはいえ、マクヘンリーの出場時間は伸びることが見込まれる。実際にモズリー離脱後の3試合ではすべて30分以上コートに立っている。得点だけでなく、リバウンドとアシストも稼いでくれる選手なので、この獲得価格を考えれば狙い目ではある。
クインシー・ミラー(三河・SF/PF・価格15万円)
加入後まだ2試合しか出場がないため、安定感に関しては読めない部分があるが、デビュー戦となった新潟アルビレックスBB戦では24得点と実績通りの非凡な能力を示した。もちろん、今後はチームにさらにフィットしていき、フィールドゴールの成功率も上がることが予想される。間違いなくこの価格で獲得できるのは今回が最後になることが容易に想像できる選手だ。
マット・ジャニング(川崎・SG・価格16万円)
ここのところの活躍ぶりを見れば、この獲得価格はお得すぎるとしか言えないジャニング。直近6試合すべて2桁得点で、そのうち3試合で24得点を記録。出場時間も25分前後で安定すると見込まれるので、大量得点も期待できる。今節の対戦相手のレバンガ北海道は相手の3ポイントシュート成功率がリーグで2番目に高いため、ジャニングにとっては絶好のチャンスとなる。
安藤誓哉(島根・PF・価格19万円)
言わずもがなではあるが、毎試合35分前後の出場時間でスタッツを量産している安藤。昨シーズンに比べるとアシスト数は減少傾向にあるものの、その得点能力は健在で、直近5試合ではシーズン平均を上回る19.2得点を記録。特に直近5試合で3ポイントシュートを44.3%の高確率で成功させて好調ぶりを見せている。
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