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レブロンは以前「実現するなら年俸をカットする」と発言

公私ともに仲が良いことで知られるクリス・ポール、レブロン・ジェームズ、カーメロ・アンソニー、ドゥエイン・ウェイドの4人。キャリア全盛期にいる彼らは、それぞれクリッパーズ、キャバリアーズ、ニックス、ブルズの大黒柱として活躍中だ。プライベートでも交流のある4人でのチーム結成は誰しもが関心を持つことで、ジェームズは以前、「この4人で一緒にやれるなら年俸カットも受け入れる」と発言したほど。

果たして、彼ら4人が引退するまでに実現する話なのだろうか? その可能性について、ポールはポッドキャストの番組内で「どんなことだって起こり得る」と話した。

ポールは来年のオフにフリーエージェントとなる。現時点ではクリッパーズとの再契約が濃厚なため、4人がどこかのチームで集結するとしても、まだ先の話のように聞こえてしまう。それでもポールは、北京五輪が開催された2008年のエピソードを例に挙げ、4人の友情の深さを語った。

2008年、アメリカ代表に選出されていた4選手は、シカゴで実戦形式の練習を行なった。この練習を強く求めたのは前年に左肩と左ひざを手術したウェイドだったという。

「前に皆と一緒にプレーしたのは、2008年だった。北京五輪が近かった時期だよ。ウェイドがケガ明けで、彼から『実戦の感覚を取り戻す必要がある』と頼まれてシカゴで集まった。その時のことは一生忘れない。シカゴのとある練習施設に行って、他の数名も加えて実戦さながらの練習をした。ドウェインに実戦の感覚を思い出させるためにね」

「オリンピック本大会で彼は見事な活躍だった。これこそ、親友のために僕らがやることさ。兄弟のように思っている友人のためにすることなんだ」

彼ら4人のチームなど、まるでテレビゲームの世界のみで実現するような最強の組み合わせ。ただ、ポールを含む4人の誰一人として完全に否定していないことから、あながち実現の可能性がゼロとは言いきれない。

ポールはクリッパーズ残留が濃厚と報じられているが、今シーズンの結果次第ではグリフィン、デアンドレ・ジョーダンのトリオ解散もありえるのでは。