馬場雄大「地元でのオールスターなので出場したい」
富山で開催される「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2019」。その出場選手を決める「ALL-STAR総選挙」は11月25日まで行われている。
11月12日に発表された中間発表(11日23時59分時点の結果)で最多得票を集めたのは、王者アルバルク東京の馬場雄大。「Bリーグの顔」とも呼ぶべき田臥勇太(栃木ブレックス)の17,349票を上回る19,877票を集めている。
前回のオールスターでも最多得票を集めた馬場は「今回は富山開催というのも少しはあるかもしれません」と頬を緩める。「最多得票を狙っているわけではなくて、順位も気にしていないですが、地元でのオールスターなので出場したいという気持ちはあります」と語る。
自身が人気を集める理由について、馬場は「僕自身が楽しんでバスケをしているし、勝つのが大好きです。率直な思いをバスケにぶつけているので、その部分が応援したいと思ってもらえているのかもしれません」と照れながらも話してくれた。日本代表でも不可欠な存在になり、新しい「Bリーグの顔」になりつつある馬場は、最終結果でも最多得票を集めるのか。
岡田優介「票が伸びることがモチベーションに」
アルバルク東京が所属する『B.BLACK』の中間発表を見ると、A東京、栃木、琉球ゴールデンキングスの3チームの選手が上位を占めている。ちなみに京都ハンナリーズの選手は中間発表で10位以内に名前が挙がっていない。岡田優介はこの状況を「熱量で言えば京都のブースターはすごく熱いんですけど、1人1票のルールなので、全体の母数の数字は見えています。ホームゲームでたくさんお客さんを呼べるチームは母数が多く、投票になると難しい。地道に母数を増やしていくしかありません」と語る。
その熱量には自信を持っている。この日は青学記念館でのサンロッカーズ渋谷戦だったが、チームカラーである浅葱色の一角からは試合を通して「Go! 京都! ハンナリーズ!!」の大きな声が出ていた。岡田も「ブースターの声はすごく聞こえます。こうしてアウェーで、人数が少なかったとしても団結力と応援のパワーは強いので。それはすごく心強いです」と言う。
昨年の熊本大会では3ポイントシュートコンテストで堂々の優勝を飾っており、華やかな舞台が似合う岡田は、自身のオールスター出場については「昔は何度か出ていて、今この年齢の選手が出るかどうかという話はありますけど」と苦笑を漏らすが、「オールスターに出られるかどうかは自分の活躍や人気で決まるもので、票が伸びるのは選手としてうれしいし、またモチベーションにもなります」と語る。
この思いは岡田に限らず、プロ選手であれば誰しも共通するものだろう。ただ、岡田は「1人1票のルールなので」と言ったが、『B.LEAGUE公式WEB投票』、『B.スマチケ投票』、『B.LEAGUEスタンプ投票』の3つで、それぞれ1日1回行うことができる。この中でも公認ショップの来店が必要となる『B.LEAGUEスタンプ投票』は2票分としてカウントされる。これらを活用すれば中間発表からの大逆転もあり得ない話ではない。また、28日からはSNS投票も実施される。単なる人気投票ではなく、各クラブと選手のプロフェッショナルとしての価値が問われる場。その結末に注目したい。
『B.LEAGUEスタンプ』公認ショップでもらえるリアルカードに、京都ハンナリーズの岡田優介選手にサインいただきました。2名様にプレゼントします。RTといいね!で応募完了、公認ショップではオールスターゲームのファン投票(カウント2倍!)もできます!#Bリーグスタンプhttps://t.co/gFLL43un53 pic.twitter.com/dyO9DbdKtx
— バスケット・カウント (@basket_count) 2018年11月20日