ドレイモンド・グリーン

「ジョーダンも僕もプロで、やるべき仕事がある」

ドレイモンド・グリーンがウォリアーズに戻って来た。ジョーダン・プールを練習中に殴ったことでしばらくチームを離れていたが、10月13日に再合流し、14日のナゲッツとのプレシーズンゲームで最終調整をした上で、18日のレイカーズとのレギュラーシーズン開幕戦に臨む。

チームを離れていた期間のことを「ストレスは多く、一日が長かった」とグリーンは言うが、自宅でトレーニングを続けるとともに子供たちと多くの時間を過ごしたそうで、「卵料理を子供たちに教えたんだ。美味かったよ。精神的にもリラックスすることができた」と話す。

開幕を目前に控えた今、チームに戻った彼はプロフェッショナルとして前だけを見据え、「僕らが前に進むために必要な話し合いをした。過去にとらわれたくはない」と言う。

チーム内で暴力を振るった彼への処分が罰金だけでは軽すぎる、という意見をどう思うかと聞かれた彼は「これは公の問題ではない」と言い切った。「このクラブ内でいろんな議論があって、全員が会話を交わしてベストだと思う決断を下した。それを僕たち自身がベストだと信じることが重要であって、外部の誰かの意見は関係ない。いろんな人がいろんなことを考えるだろうけど、それは僕の関心の外にある」

今後、プールと仲間として上手く付き合っていけるのかと問われると、グリーンは「ジョーダンとの関係がどうなるかは分からない。前回も言ったけど、それが僕が決めることじゃないからだ」と答え、こう続けた。

「ジョーダンも僕もプロで、やるべき仕事がある。2人ともこれまで多くの勝利を経験してきて、勝つために何が必要かを知っている。だからそれをそのまま実行する。僕たちは仕事をするために大金をもらっているんだから、その仕事を精一杯やり遂げるつもりだよ」