千葉ジェッツらしい的確な補強

リーグ5位の3ポイントシュート試投割合を誇る3ポイントチームへシフトし、リーグNo.1のオフェンシブレーティング(100回攻撃した場合の平均得点)121を記録し、特にホームゲームではオフェンシブレーティング125点と無類の強さを発揮した昨シーズンの千葉ジェッツ。しかし、ディフェンスリバウンド獲得率(リーグ12位)、フリースローポゼッションを獲得された割合(リーグワースト2位)などを起因として、ディフェンシブレーティング(100 回攻撃した場合の平均失点)はリーグ6位と優勝を狙うチームとしてはディフェンスに若干の不安があった。それでも的確な補強を行い、ブンデンスリーガからコーチ・オブ・ザ・イヤーのジョン・パトリックヘッドコーチ、宮崎哲郎アシスタントコーチを招聘。パトリックヘッドコーチが率いたMHPRisen は、FIBAチャンピオンリーグにおいてNo.1のディフェンシブレーティングチームであったことを考えると、これ以上ない的確な補強であった。

プレシーズンで上手く機能していた布陣に富樫勇樹を加えたメンバーが先発と予想。ヴィック・ローはナチュラルポジションスモールフォワードということもあり、ギャビン・エドワーズをパワーフォワードに据えた布陣も考えられたが、そうなるとローとクリストファー・スミスを交代する形となりタイムシェアが歪になりそうなため上記の布陣が予想される。

所属選手一覧

注目選手

佐藤卓磨
成功率43%を誇る3ポイントシュート、得点期待値1.07もさることながら、やはりその持ち味はディフェンス。ローテーションから、スイッチミスマッチの解消までなんでもこなす貴重な3&Dプレーヤー。パトリックヘッドコーチが求めるディフェンスを体現できるだろう。

ヴィック・ロー
昨年のジョン・ムーニーに続き、オールNBLファーストチームからの獲得。NBLのパース・ワイルドキャッツではエースとしてUSG(その選手でオフェンスが終わった割合)26.45%を任され、タフなシチュエーションも多いながら得点期待値1を超える恐ろしい選手。ドライブやハイポストを得意とする選手でありながら、プレシーズンの富山グラウジーズ戦では佐藤からフレアスクリーンを受け先制のコーナー3ポイントシュートを決めるなど、26歳と若い選手ながらオールラウンドな活躍が期待できる。

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