富山グラウジーズ

今オフに移籍したマブンガが開幕前に富山に帰還

富山グラウジーズが9月10日と11日に宇都宮ブレックスとプレシーズンゲームを開催することを発表。今オフに退団したジュリアン・マブンガと、開幕前に相対することとなった。

昨シーズンの富山は開幕8連敗とスタートダッシュに失敗し、24勝35敗の西地区7位でレギュラーシーズンを終え、チャンピオンシップ出場を逃した。オフには前述の通りマブンガが宇都宮へ移籍し、さらにはチームの顔としてBリーグ開幕から6シーズン在籍した宇都直輝もバンビシャス奈良へ移籍した。ボールハンドラーを担っていた2人が退団し、ポイントガードには昨シーズンにイスラエルリーグで平均15.3得点を記録した、期待の新外国籍選手コーディ・デンプスと中京大出身で突出したスピードを持つ浦野泰斗が収まることに。ともに新加入とあってチームケミストリーを構築する良い機会となる。

一方、オフの宇都宮はテーブス海が滋賀レイクスに移籍したが、笠井康平(群馬クレインサンダーズ)を獲得しガードの層を保った。スペーシングを重視したチームバスケットで昨シーズンの頂点に立ったが、指揮官の安齋竜三が退任し、アシスタントコーチの佐々宜央がヘッドコーチに昇格したことで、そのスタイルがどのように変化するかが気になるところ。

ポイントガードを入れ替えた富山と、ガードタイプのマブンガが加わった宇都宮。両チームのプレシーズンゲームは9月10日と11日、ありそドームにて14時試合開始だ。なお、チケットはブースタークラブ会員先行が8月15日12時30分開始予定で、ブラック会員より順次販売となり、詳細は後日発表するという。