旧知の仲であるドレイモンドの負担を減らすため「俺がダーティワークをする」
先日、ウォリアーズに加入したジャマイカル・グリーンが記者会見を実施した。
今オフ、ドラフト当日のトレードでナゲッツからサンダーへと移籍し、その後サンダーとのバイアウトに合意してフリーエージェントとなったグリーンだが、当初はウォリアーズではないチームに加入するつもりだったと明かした。そして、その気持ちを変えたのは指揮官スティーブ・カーからの連絡だった。
グリーンはこう振り返る。「正直に言うと、最初は自分がウォリアーズに行くとは思っていなかった。ジャマイカにいて、他のチームに加入する準備をしようとするところで、スティーブ・カーから電話が来たんだ。彼と話した後、Noという返事はできなかった。ウォリアーズという組織、彼らが築き上げてきた一部に僕は加わりたいと思ったんだ」
また、グリーンは、昔からの友人であるドレイモンド・グリーンからの勧誘も大きかったと続け、自身の役割についても言及した。「僕たちは中学生の頃からの関係だ。難しい決断ではなかったよ。闘犬のようにプレーする。彼(ドレイモンド)がやらなくていいように、俺がダーティワークをする。そして、シュートを決めてディフェンスをするんだ」
昨シーズン、グリーンは3ポイントシュート成功率26.6%と、キャリア平均(36.6%)と比較しても大きく落ち込んだ。ただ、その原因は分かっていて新シーズンに向けて不安はない。「手首をケガして、シューティングに大きな影響があった。それでシーズン終盤に外からシュートを打たなくなって、インサイドでの仕事をよりこなすようになった。すべては練習量と自信の問題だ。夏の終わりにしっかりと練習することができれば上手くいく」
グリーンが本来のシュートタッチを取り戻せば、スモールラインナップのセンターとして、相手にとってはより嫌な存在となる。ウォリアーズの連覇にはベンチメンバーのパフォーマンス向上が不可欠だが、グリーンはその部分で大きな鍵を握る。