FIBAの国際大会に出場するのは2019年のワールドカップ以来
バックスのヤニス・アデトクンボがギリシャ代表の一員として、9月1日から開催される『FIBAユーロバスケット2022』に出場すると『eurohoops.net』が報じた。アデトクンボも自身のInstagramに大会出場を示唆する投稿を行っている。
ユーロバスケットは4つのグループリーグに分かれて予選ラウンドを行い、各組の上位4チームが決勝トーナメントに進出する。ギリシャはグループCでエストニア、ウクライナ、イギリス、イタリア、クロアチアと戦うことになる。
アデトクンボがギリシャ代表としてFIBAの国際大会に出場するのは、ワールドカップ2019以来となる。この時は全5試合に出場し平均14.8得点、8.8リバウンド、2.4アシストを記録したが、チームは2次ラウンドで敗退した。
ギリシャ代表は日本で開催された2006年世界選手権でレブロン・ジェームズ、カーメロ・アンソニー、ドウェイン・ウェイド、クリス・ポールらを擁していたアメリカ代表を撃破し、銀メダルを獲得。他にもユーロバスケットでは2005年に優勝、2009年に3位など、2000年から2010年にかけては見事な成績を残している。しかし、2017年のユーロバスケットではベスト8で敗退し、最終予選でチェコに敗れて東京五輪出場を逃すなど、それ以降は主要大会でメダル争いに絡むことができていない。この悪い流れを払拭するためにも、2019年よりさらにスケールアップした大黒柱のアデトクンボには多くの期待が寄せられている。