ネッツとアービングの交渉は行き詰まっているとの報道
ネッツのカイリー・アービングに関して、様々な噂が伝えられている。当初はネッツと複数年の延長契約を結ぶ可能性が高いと言われていたものの、両者の交渉は行き詰まり、ここにきて移籍する可能性も伝えられるようになっている。
アービングの2022-23シーズンの契約は3600万ドル(約48億円)超のプレーヤーオプションとなっており、現地6月29日までにこれを行使するか決めなければならない。仮の話として、延長契約に関してネッツとアービングが合意に至らない場合、見返りの欲しい球団はアービングがフリーエージェントになって退団するのを回避するため、サイン&トレード成立を目指すだろう。
そうなった場合、アービングの移籍先の候補にはレイカーズ、ニックス、クリッパーズを含む複数のチームが浮上し始めた。現時点では噂レベルの話だが、NBAのオフシーズンには何が起こっても不思議ではない。もしレイカーズがアービングを獲得すれば、2016年のキャバリアーズ優勝に貢献したレブロン・ジェームズとアービングの再タッグが実現する。
この噂に関して、ウォリアーズのドレイモンド・グリーンがコメントしている。グリーンは、『Bloomberg』とのインタビューで、もしレイカーズがアービングを獲得した場合について聞かれた際、「レブロンがいて、カイリーのように得点能力が高い選手がいれば、(優勝する)チャンスはある。それが可能なのも、レブロンがいるから。カイリーは、彼自身が素晴らしいリーダーになれることを証明できていない。レブロンなら、その部分を補完してくれるだろうね。選手としての強みを生かせるのは、レブロンというリーダーがいるからこそ」と答えた。そして、こう続けた。
「(レブロンとアービングが再び組んだ場合)優勝は狙えるだろうけど、ウチには勝てない」
2016-17シーズン終了後に別々の道を歩み始めたレブロンとアービングがレイカーズで再会することになるのか、今後の動きに注目したい。