「いつでもシュートを打つ準備をしている」
現地6月2日に行われたNBAファイナル、セルティックスvsウォリアーズの第1戦は、第4クォーターに12点差から逆転したセルティックスが120-108で勝利した。
80-92で第4クォーターを迎えたセルティックスは、最終クォーター開始から7本続けて3ポイントシュートを成功させて逆転すると、プレーオフを通じて対戦相手を苦しめているディフェンスでウォリアーズオフェンスを封じ込み、ファイナル第1戦をモノにした。
試合を通して8本中6本の3ポイントシュート成功を含む26得点6リバウンド3アシストを記録したアル・ホーフォードは、試合後のインタビューで「第4クォーター開始からプレーしていた選手が素晴らしい流れを作ってくれた。ジェイレン(ブラウン)がアタックして、ロブ(ロバート・ウィリアムズ三世)がダンクを何度も決めて、それで僕たちも乗っていけた」と、試合をひっくり返した第4クォーターを振り返った。
キャリア初のファイナルになるホーフォードは「神様のおかげでこのポジションにいられる。楽しまないとね」と言うと、チーム最多得点を記録したことについて「自分のプレーをしたまで」と続けた。「正しいプレーを心がけているし、チャンスがあればそれを生かそうとしている。いつでもシュートを打つ準備をしていて、チームメートも僕を見つけてボールを渡してくれた」
セルティックスは、ホーフォード以外にもブラウンが24得点7リバウンド、デリック・ホワイトがベンチから8本中5本の3ポイントシュートを含む21得点、マーカス・スマートが18得点、ジェイソン・テイタムが12得点13アシストを記録した。
この日の勝利を含めて、セルティックスは敵地開催となった今シーズンのプレーオフ戦で8勝2敗という戦績を残している。敵地に強い理由を聞かれたホーフォードは「この試合に勝ててうれしいけど、身体を休めて日曜の試合に備えないといけない。ウォリアーズはホームで非常に強い。だからこそ、やるべきことを理解している」と答えた。