ジェイレン・ブラウン

ジェイソン・テイタム、第7戦に向け「自信レベルは10段階中の10」

ヒートとのプレーオフ東カンファレンスファイナル突破に王手をかけて本拠地TDガーデンに戻ったセルティックスだったが、現地5月27日に行われた第6戦を103-111で落とした。

セルティックスは、ジェイソン・テイタムが30得点、ジェイレン・ブラウンも20得点を記録したものの、両エースはヒートの厳しいディフェンスに苦しみ、後半は思うようにシュートを打てなかった。

ブラウンは自身のパフォーマンスをこう振り返った。「後半は相手にダブルチームを仕掛けられたけど、正しいプレーを選択したと思っている。そのおかげでDホワイト(デリック・ホワイト)が乗っていけた。ただ、チームにとって正しいバランスを保つには、自分がもっと決める意識を持ってやらないといけない。相手の2人にガードされたら、無理にプレーを決めたいとは思わない。正しい選択をしたと思うけど、勝つためには十分じゃなかった」

また、ブラウンは「気持ちを切り替えないといけない」と『GAME7』に向けてコメントしている。「ホームでの負けは痛いけど、すぐに気持ちを切り替えないといけない。相手はハングリーなチームで経験豊富だ。この試合のことは忘れて、しっかり準備して、良い精神状態で次の試合に臨まないといけない」

ヒートに勝利をもたらしたのは、プレーオフキャリアハイの47得点を記録したジミー・バトラーだった。ブラウンは「彼は追い詰められた状態で、素晴らしいプレーをした」とバトラーを称えた。「今日の試合では、彼に対抗する術がなかった。日曜の試合ではもっと良いプレーをしなければいけない」

ブラウンと同様に第7戦での活躍が期待されるテイタムは、「次の試合への自信を1から10で表現するなら10だ。次が最後の試合。僕、そしてチームの自信レベルは10段階中の10に決まっている」と、敵地で行われる第7戦に向けて意気込んだ。「NBAファイナル進出がかかった『GAME7』。それがどういう意味を持つかは全員が分かっている」