カイル・ラウリー

バム・アデバヨを称賛「自分で主張して、積極的にやっていた」

ヒートのカイル・ラウリーは、チームが109-103で勝利したセルティックスとのプレーオフ東カンファレンスファイナル第3戦で復帰した。

セブンティシクサーズとのカンファレンスセミファイナル第4戦以来の出場となったラウリーは、プレータイム29分で11得点6アシスト4スティールの大活躍を見せた。試合後の会見で、ラウリーは「復帰できてうれしい。今シーズンのプレーオフはまだ5試合しかプレーしていなかった。リズムをつかむのは大変だけど、仲間と一緒にプレーできるのはいつだって楽しいよ」と語った。

この試合では、ジミー・バトラーが前半に膝を痛め、タイラー・ヒーローも試合終盤はケガでプレーしなかった。復帰したばかりのラウリーは「ケガはゲームに付きものだけど、辛い部分でもある」と答えた。「ジミーもタイラーも戦士。今日の試合でやったことをこれからも継続しないといけない。2人が次の試合に出られることを望むよ」

バトラーとヒーロー不在でも、ヒートはセンターのバム・アデバヨがフィールドゴール22本中15本成功の31得点10リバウンド6アシスト4スティールでチームを勝利に導いた。

ラウリーは「バム本人の意思でチームを引っ張った」とアデバヨを称えた。「彼は積極的にプレーしていた。自分で主張して、積極的にやっていた。バムはミッドレンジからのシュートを決めて、前に出て、動きも俊敏だった。今日のような活躍は、バムにとっても良かったね。ただ、チームとしてはもっとレベルを上げていかないといけない」

「次戦でもアデバヨに20本前後のシュートを期待するか?」と聞かれたラウリーは「僕は試合に勝ちたいだけ」と答えた。「彼がシュートを何本打つかなんて分からない。勝利は勝利。5本だろうと、10本だろうと、20本だろうと、チームが試合に勝てば関係ない。これはチーム全員でやっていることで、個人のことは重要じゃないんだ」