アル・ホーフォード

「ホームということで、少し気を抜いてしまっていたかもしれない」

ボストンに戻ってヒートとのプレーオフ東カンファレンスファイナル第3戦に挑んだセルティックスは、試合を通して記録した23ものターンオーバーにより苦しい展開を強いられ、103-109で敗れた。

試合中にマーカス・スマート、ジェイソン・テイタムが負傷するアクシデントがあったが、セルティックスは最大26点ものビハインドを背負ってもあきらめずに反撃し続け、第4クォーター終盤までに1点差(92-93)まで詰め寄った。しかし、その後もターンオーバーによりチャンスを自ら潰してしまうなど、最後までミスが続いた。

ベテランのアル・ホーフォードは「試合序盤から相手のプレッシャーに苦しんだ」と第3戦を振り返った。「上手く反撃できなかった。今日のような流れは、このプレーオフでは何度か起こっている。逆転できそうになってもターンオーバーを記録してしまった。今日の試合映像を見直して、改善できるところを見つける」

ホーフォードは、熱狂的で知られるボストンのファンの前でプレーできる環境に戻り、「少し気を抜いてしまっていたかもしれない」とも語った。「もっと良いプレーをしないといけないことは確かだけど、今日のような展開になってしまう場合もある。単純にもっと良いプレーが必要だし、危機感を持たないといけない。ホームに戻ると少しばかりリラックスして、気を抜いてしまう傾向がある。第1クォーターはそういう感じになっていた。第2クォーターから気を引き締め直すことができたけど、今日のように相手に大量リードを与えてはいけない」

ホームでリラックスしてしまった要因を突っ込まれたホーフォードは「ホームでプレーできること、そしてファンが背中を押してくれることにも興奮していた。今の質問に対する回答としては、もっと安定したプレーが必要ということ」と返答。「ホームでは安定したプレーが必要で、危機感も持たないといけない。月曜の試合では、今日より良い形で試合に入らなければいけない」