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シーズン序盤に無理をすることを避け、治療を優先

11月6日にようやく今シーズン初勝利を挙げたマーベリックスだが、エースのダーク・ノビツキーが右アキレス腱痛のため戦線離脱することが分かった。

4日のトレイルブレイザーズ戦に出場したノビツキーは、アキレス腱の痛みにより後半からベンチに下がった。試合後、ケガの状態が改善されないことを理由に治療を優先させる考えを明かした。

「この1週間、状態は変わらない。オフの日には回復するけれど、コートに出てピック・アンド・ロールの動きをしたり、後ろ向きで走ったりすると違和感もあるし、痛みもある。だから、今は休むべきと判断した」

38歳の大ベテランながらも平均2桁得点を記録するノビツキーの離脱は、スタートダッシュに失敗したマブスにさらに追い打ちをかける大きな痛手。しかし、本人は「無理をしてもチームのためにならない」と言う。

「無理して出場し続けることに意味はない。回復していないので、これから何日か休養を取らせてもらうよ。コートにも立たない。痛みが出ることは避けるよ。数日後には少しは回復していると良いけどね。そうなればペースを上げられる。痛みがなくなって、良い動きができる状態ではない。今プレーするのは得策ではないんだ」

ブレイザーズ戦でベンチに下がって以降もアキレス腱の状態は回復しなかった。ノビツキーはケガの治療を優先することにした。