ジョシュ・ハート

写真=Getty Images

「彼の手にボールが渡らないよう、神様に祈るしかない」

レイカーズ首脳陣が2年目の成長に期待を寄せるジョシュ・ハートが、『USA TODAY Sports』とのインタビューで、最もガードするのが難しい選手の名前を挙げた。それはチームメートになったレブロン・ジェームズでも、2連覇中の王者ウォリアーズが誇るスコアリングマシーン、ケビン・デュラントでもなく、ロケッツのジェームズ・ハーデンだった。

「最もガードするのが難しい選手は、ジェームズ・ハーデン。それも、圧倒的にね」と、ハートは言う。

「圧倒的に彼だよ。僕はレブロン、それにKDともマッチアップしてきたけれど、誰よりも技術に優れているのはジェームズ・ハーデン。それに彼は非常に頭が良い。彼の手にボールが渡らないよう、神様に祈るしかないよ。彼をガードするときには、そうするしかない」

昨シーズンのMVPを受賞したハーデンは、平均30.4得点を記録し得点王にも輝いた。緩急を自在に操りファウルを誘うテクニックもリーグトップレベルで、アシストを量産する視野の広さとパスセンスも兼ね備えている。

しかし、名門復活に向け、ハートはハーデンを抑えられるくらいの
ディフェンスを身に着けなければならない。レイカーズは、10月20日に行なわれるホーム開幕戦でロケッツを迎え撃つ。レイカーズが勝利するには、ハートがどれだけハーデンを封じることができるかも重要になるだろう。