デビン・ブッカー

「最終的にはプレーを決められるか、ハードにプレーできるかにかかっている」

サンズのデビン・ブッカーは、昨シーズンに自身初のプレーオフを経験し、NBAファイナルにまでたどり着いた。再び優勝をかけて戦うファイナルにたどり着くためには、現地15日にホームで行われるマーベリックスとの西カンファレンスセミファイナル第7戦に勝たなければならない。

キャリア初の『GAME7』を前に、ブッカーはリラックスしている。試合前日の練習後、メディアの取材に応じた彼は「本当なら第6戦の翌日に試合があっても良かった」と語った。「ただ、チームのみんなにとって、試合まで間がある方がメリットはある。身体を休めることができるし、気持ちも落ち着かせることができる」

ブッカーは「チームの全員、選手からコーチ、それにフロントまで試合に集中している」と言う。「試合に向けて準備していると、フロントオフィスの姿勢もガラス越しに見て取れる。レギュラーシーズンでは球団記録を更新するためにプレーしていたけど、明日の試合はこれまでとは完全に異なる」

『GAME7』の後は、勝ち上がるかシーズン終了のどちらかしかない。ブッカーは「ジェイ(クラウダー)やクリス(ポール)は第7戦を何度か経験しているし、チームの全員が集中している。みんな家に戻ってからはきっと、明日の試合でチームのゲームプランを実行することを考えるんじゃないかな」と言うと、「第6戦までの情報が手元にあるから、これまで機能していた部分に力を入れる」と第7戦に向け意気込んだ。

「マブスとは6試合も戦っている。最終的にはプレーを決められるかどうか、ハードにプレーできるかにかかっている。両チームともに全力を尽くすだろうし、シュートを決められるように努力する。それと同時に、相手にシュートを決められないようトライする」