写真=Getty Images
平均15.3得点から19.7得点に向上
昨シーズンのプレーオフでカンファレンス・ファイナルにまで勝ち進んだセルティックスは、カイリー・アービングとゴードン・ヘイワードが負傷によりプレーできなかったにもかかわらず、レブロン・ジェームズのキャバリアーズを相手に第7戦までもつれる激闘を演じた。そのシリーズ中、レブロンとマッチアップすることが多かったジェイレン・ブラウンが、驚きの事実を告白をした。
マサチューセッツ工科大学のパネルディスカッションに招待されたブラウンは、カンファレンス・ファイナル期間中にファスティング(断食)を行なっていたことを明かした。壇上に上がったブラウンは「今まで言ってこなかった理由は、その時期に断食しているなんて言ったら、『何考えているんだ?レブロン・ジェームズとマッチアップするのに何も食べないだって?』と言われてしまう。でも、実際には良い方にはたらいたんだけれどね」と語った。
空腹時の方が集中力を高められ、ベストパフォーマンスを発揮できるという説もあり、アスリートにとって断食はメリットがあるとも言われている。ブラウンのケースでいえば、セブンティシクサーズとのカンファレンス・セミファイナルで平均15.3得点だったのに対し、カンファレンス・ファイナルでは19.7得点にまでスタッツが向上した。
ただでさえ重圧が増し、フィジカルプレーの強度も上がるプレーオフ。しかも現役最強選手のレブロンとマッチアップするシリーズ中に断食を実行したことは興味深い。年々レベルアップしているブラウンにとっては、断続的に続けているという断食がキーポイントになるかもしれない。