殿堂入り選手ユーイングが認めるジョエル・エンビードの才能

2016/11/05
NBA&海外
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写真=Getty Images

普段は人を褒めない男が「現役最高センターになれる」と大鼓判

2013年からホーネッツのアソシエイト・ヘッドコーチを務めているパトリック・ユーイングは、セブンティシクサーズのセンター、ジョエル・エンビードの潜在能力を高く評価している。

『Philly.com』によれば、ヘッドコーチのスティーブ・クリフォードがプレシーズンゲームでのエンビードのプレー映像を確認していた際、そこに居合わせたユーイングが感嘆の声を挙げた。

ユーイングは選手個々を評価することを好まず、特に今の役職上、他チームの選手についてコメントすることはほとんどないそうだ。その彼が「現役最高のセンターになるかもしれない」と言ったのだから、これはよほどのことだろう。

カメルーン出身で身長213cmのエンビードは、2014年のドラフト全体3位で指名された逸材ながら、右足の手術により直近2シーズンで公式戦に1試合も出場できなかった。実質デビューシーズンとなる今シーズン、シクサーズは故障のリスクを考慮して2日続けてのプレーを制限している。それでも、エンビードはようやくNBAの舞台に立つ機会を得られるようになっている。

11月1日のマジック戦に出場したことで翌2日のホーネッツ戦を欠場したエンビードについて、クリフォードは、「彼が昨日の試合に出場してくれて助かった。(ジャリル)オカフォーだけでも厄介なんだから、2人とも出て来るようでは困る」とコメント。「彼はシュートも打てて、フロアでボールも扱える。パスも出せる。試合特有のフィーリングも感じられる選手だ。それにタフで、サイズもあって、屈強だ」

開幕から3試合に出場しているエンビードは、平均17.3得点6.3リバウンド2.7ブロックを記録。2日連続で試合が組まれている場合、2日目に対戦するチームのヘッドコーチは、クリフォードのように「出てきてくれるな」と祈っているのだろう。負傷により『遅れてきたルーキー』への注目は、これからさらに高まるはずだ。

1試合平均2.7ブロックを記録しているエンビード。オフェンス面だけでなくディフェンス面での貢献も大きい。