古巣との初対決で39得点の大爆発を見せたケビン・デュラント「自分のことよりチームが大事」

2016/11/04
NBA&海外
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写真=Getty Images

『盟友』ウェストブルックは意味深な服装で会場入り

11月3日、今シーズンからウォリアーズでプレーするケビン・デュラントが古巣サンダーと初めて対戦した。オラクル・アリーナが試合前から異様な盛り上がりを見せる中、デュラントはキャリアハイに並ぶ7本の3ポイントシュート成功を含む39得点と大暴れし、ウォリアーズが122-96で快勝した。

試合後デュラントは、「僕のことより、チームがどういうプレーをしたかが大事。122-96での勝利は、僕たちにとって良い試合だった」と試合を振り返った。

サンダーで8年間一緒にプレーしたラッセル・ウェストブルックは、試合後の囲み取材でデュラントと会話をしたかを聞かれると、「コートではチームメートとしか話さない」と、素っ気ない態度。そんなウェストブルックは、白のTシャツとボトムスに、カメラマン用のビブスを着て会場入りし、周囲を驚かせた。

試合前、ウェストブルックはビブスについて、「プレシーズンでスペインのマドリードを訪れた時にフォトグラファーが着けているビブスを見て、良いファッションアイディアと思ったんだ。コレクションに加えてもいいと思ってね」と説明したが、『Fox Sports』は「写真が趣味のデュラントに対するメッセージではないか」と報じている。

ウェストブルックといえば、自身のブランドを持つほどのお洒落としても知られており、いつも自己表現の方法として独創的な服装で会場入りするだけに、『ファッション』としてフォトグラファー用のベストを着ていたのは不自然に見えた。

『Bay Area News Group』のコラムニスト、マーカス・トンプソンによれば、デュラントとサンダーの選手たちは、試合前に会場内のチャペルで再会したという。そのことについて聞かれたウェストブルックは、「自分は人の話を聞いていただけで、すぐロッカーに戻った」と答えたが、素直にありのままをメディアに話すようなタイプではないだけに、真相は分からない。ただ、トンプソンは、チャペルでの再会の様子を「仲良く、睦まじかった」と、Twitterに投稿した。

2人の間に会話があったのかなかったか、それはこの際どうでもいい。袂を別った2人がプロ入り後初めて敵味方としてマッチアップしたことに意味があるからだ。そして両者の対戦の『第1ラウンド』はデュラントが自慢の得点力で古巣をノックアウトしてみせた。

もっとも、対戦はバスケットボールのクォーターと同じく4つある。前半はオラクル・アリーナで2つ、そして後半はオクラホマシティのチェサピーク・エナジー・アリーナで行われる。KDとラス、両雄の対戦でどちらが勝つかは、4試合すべてが終わってみないと分からない。