前節のしんたろう予想を答え合わせ!
前節は『東京ダービー』、サンロッカーズ渋谷vsアルバルク東京に注目した。調整を行うであろうA東京と、チャンピオンシップ出場に向けて1度も負けられない渋谷。大黒柱であるジェームズ・マイケル・マカドゥの欠場予想と、ホームゲームで各種決定率とオフェンシブ/ディフェンシブレーティング(100回攻撃した・された場合の得失点)が向上するという傾向も相まって、第一にジョシュ・ハレルソンの、次点でケビン・ジョーンズの活躍を予想した。では結果を見てみよう。
予想通りマカドゥは欠場。GAME1はオーバータイムにもつれる大熱戦の末、注目のハレルソンが最後の2秒でショットを決め勝利を収めた。最終的なスタッツは22得点10リバウンド4アシスト。さらに40分の出場でターンオーバーが0という点も素晴らしくA/TOV指標にも多いに貢献した。ジョーンズも5ファウル退場となってしまったためハレルソンほどのスタッツではないものの、21得点6リバウンド1スティールの活躍を見せた。
GAME2では、ハレルソンは得点では大ブレーキではあったものの13リバウンド4アシスト1スティール3ブロックとチームを縁の下で支えた。この日はジョーンズが好調で27得点8リバウンド1アシスト1スティールと活躍した。
今週の注目はCS出場を狙う3チーム!
現在(4月28日時点)、B1チャンピオンシップワイルドカードに近いのはシーホース三河(勝率5割8分3厘)、SR渋谷(勝率5割5分6厘)、秋田ノーザンハピネッツ(勝率5割4分)の3チーム。確かにこれらのチームの主力は多くのプレータイムを得ると思われるが、負けられないチーム状況だけを根拠にしているわけではない。注目している理由は対戦相手にある。
SR渋谷の対戦相手はディフェンシブレーティングワースト5位のレバンガ北海道。秋田の対戦相手は同ランキングワースト3位の京都ハンナリーズ。最後に三河の対戦相手は同ランキングワースト2位の富山グラウジーズだ。この数字は4月初旬のものではあるが、最新のランキングでも1ランク前後の違いと予想されるため、これらオフェンス主体のチームに対してスティールやリバウンドといったディフェンシブな項目を除くすべての数値が向上すると予想できる。
選手に注目すると、渋谷が対戦する北海道はペイントで勝負させるチームではあるものの、打たれた3PTはリーグワーストの高確率(38%)で決められており、3PT失点割合が31%と高い。そのため前節に引き続きハレルソン、エースのベンドラメ礼生、元3PT王の石井講祐にも注目である。
続いて秋田の注目は、対戦相手が京都ということで、こちらも3PTの被試投割合も35%とリーグでも5番目に高く、被決定率もリーグワースト4であるため、秋田のシューター陣に注目だ。決定率45%の田口成浩、決定率44%のジョーダン・グリン、決定率37%の古川孝敏を筆頭に選り取り見取りといったところだろう。
最後に三河の紹介だが、富山はゾーンDFを使うことが多く2PTの被決定率が高いため、ハイポストで勝負できるダバンテ・ガードナー、ドライブでハイポストに侵入可能なアンソニー・ローレンスⅡに注目だ。西田優大とシェーファー・アヴィ幸樹の日本代表コンビは既にFA市場にいない可能性が高いため、まだ獲得の可能性が高い長野誠史が三河の獲得候補だ。
先週実装されたデイリーランクバトル(活躍する選手を予想することで賞金を得られるモード)においても、この3チームの中からElite10(10選手予想)の日本人選手を選抜してみてはいかがだろうか。