ジョエル・エンビード

第3戦で決勝3ポイントシュートを成功

セブンティシクサーズのジョエル・エンビードはラプターズとのプレーオフ第3戦で右手親指を痛め、テーピングを巻いてプレーしていた。『ESPN』は靭帯損傷の疑いがある中、エンビードが第4戦に強行出場すると報じた。

エンビードはプレーオフ3試合に出場し、第1戦で19得点15リバウンド、第2戦で31得点11リバウンド、第3戦で33得点13リバウンドを記録と大黒柱にふさわしい活躍を見せている。延長にもつれた第3戦は同点で迎えた残り0.8秒にエンビードが劇的な3ポイントシュートを成功させたことで104-101で勝利し、シリーズ突破に王手をかけた。

第3戦の途中に負傷したエンビードは、「何が起きたかは正確にはわからない。捻ったかもしれない」と語っていたが、右手親指に強い痛みがあり、靭帯を損傷しているかMRI検査を受ける可能性があるという。ただ、翌日の練習には右手の親指にラップを巻いて参加し、第4戦でもプレーする予定だという。

シクサーズがファーストラウンドを突破するにはエンビードの力が必要不可欠だが、チームとしてはこれ以上痛みが悪化しないことを祈るばかりだ。