デマー・デローザン

デローザン「プレーオフは全く新しいスタート」

現地4月20日に行われたプレーオフファーストラウンド、ブルズvsバックスの第2戦は、デマー・デローザンがプレーオフキャリアハイとなる41得点を挙げたブルズが114-110で勝利し、対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。

デローザン、ザック・ラビーン、ニコラ・ブーチェビッチの3人で第2クォーターに27得点を挙げたブルズが63-49で前半を折り返した。しかし、第3クォーターに入ると、クリス・ミドルトンに4本の3ポイントシュートをすべて決められ、ヤニス・アデトクンボの強烈なアタックを食らい、2人合計で25得点を許し、7点リードで最終クォーターを迎えた。

ブルズはボールを託されたデローザンが1on1から得点とアシストを量産し2、3ポゼッションのリードを維持していたが、アデトクンボやブルック・ロペスに連続得点を許し、残り1分を切った場面で3点差に迫られた。それでも、直後のオフェンスでブーチェビッチとアレックス・カルーソがオフェンスリバウンドで繋ぎ、デローザンがトップからドライビングレイアップを決め、このサードチャンスポイントをモノにしたブルズが辛くも逃げ切った。

レギュラーシーズンのブルズは東西トップ4チームとの対戦成績で2勝21敗と大きく負け越し、バックスにはプレーオフ第1戦を含めて5連敗中だった。そんな宿敵を倒したデローザンは「レギュラーシーズンは関係ない。これは全く新しいスタートで、新たなマインドセットで臨むものなんだ」と語った。

ブルズはデローザンの他にブーチェビッチが24得点13リバウンド、ラビーンが20得点3アシストを記録。また、要所での活躍が目立ったアレックス・カルーソは9得点10アシスト2ブロックを記録し、出場時の得失点差を表す数字は+16とチームハイを叩き出した。

一方のバックスはアデトクンボが33得点18リバウンド9アシストとトリプル・ダブル級の活躍を見せ、ロペスが25得点と続いたがあと一歩届かなかった。また、それ以上に深刻なのは選手のケガが続いたことだ。ボビー・ポーティスはリバウンド争いの際にトリスタン・トンプソンのひじが顔面に当たり、右目を負傷して6分の出場に留まった。さらにミドルトンがドライブした際にスリップして左足を負傷し、最終クォーターラスト7分弱に出場できなかった。バックスにとっては敗戦よりも、2人の負傷のほうが痛そうだ。