トヨタ自動車は「個々の能力がすごく高くて、フィジカルが強いチーム」
Wリーグは今週末に迎えるプレーオフのファイナルに向けて、オンライン会見を実施した。
今シーズンのファイナル対戦カードは、富士通レッドウェーブvsトヨタ自動車アンテロープスと、リーグ戦での対戦はなく、初顔合わせとなる。
レギュラーシーズンを5位で終えた富士通はセミクォーターファイナルからプレーオフに登場し、日立ハイテククーガーズ、トヨタ紡織サンシャインラビッツ、そして2戦先勝方式のセミファイナルではENEOSサンフラワーズに連勝して、2016年以来となる6年ぶりのファイナル進出を決めた。
キャプテンの町田瑠唯はプレーオフでの4試合すべてで出場時間が約35分とほぼ出ずっぱりでチームを牽引し、平均9.5得点、8.5アシスト、4.2リバウンドを記録してきた。町田はENEOSとのセミファイナルを「2試合とも厳しい戦いではありましたし、チームとしてもシュート確率があまり上がりませんでした。それでも、大事な時間帯でしっかりとディフェンスで我慢して勝ち切ることができて良かったです」と振り返る。
ファイナルの対戦相手であるトヨタ自動車は、ENEOSの連覇を止めた昨年度の女王だ。昨年末の皇后杯では富士通がトヨタ自動車に勝利したが、リーグ戦は新型コロナウイルスの影響により、一度も対戦しないままファイナルで戦うこととなった。
町田はトヨタ自動車について「個々の能力がすごく高くて、フィジカルが強いチーム」と警戒しつつ、「ファイナルという舞台をしっかり楽しんで、チーム一丸となって優勝を目指して頑張っていきたい」と、14年ぶり2回目のリーグ制覇に向けて意気込みを語った。
富士通vsトヨタ自動車によるファイナルは、4月16日(土)18時にGAME1を迎え、先に2勝したチームが今シーズンの女王となる。
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