「 彼は、もう周囲の期待値を遥かに上回っている」
現地4月2日に行われたジャズvsウォリアーズの一戦は、前半に21点(28-49)、第4クォーターにも16点(87-103)のビハインドを背負った状況から逆転したウォリアーズが111-107で勝利した。
セカンドユニットの得点で5-17と劣勢を強いられたウォリアーズは前半を終えて45-58と苦しい戦いに。後半もジャズ優勢の流れで試合は進み、第4クォーター残り8分を切った時点でも16点のビハインドを背負っていた。しかし、ホームのウォリアーズはクレイ・トンプソンによる3本の3ポイントシュート成功を含む18-0の猛反撃でついに逆転に成功。残り3分までに105-103としたウォリアーズは、フリースローで着実に点を加えて試合を落ち着かせ、連敗を4で止めた。
大逆転勝利でプレーオフ進出を確定させたウォリアーズは、トンプソンが17本中8本の3ポイントシュートを含む36得点、ジョーダン・プールが6本の3ポイントシュートを含む31得点、ドレイモンド・グリーンが10得点9リバウンド7アシスト、アンドリュー・ウィギンズが17得点を記録した。
トンプソンは試合後にプールと力強いハグをかわした。そして試合後のインタビューと会見で、ともにオフェンスを引っ張ったプールを称えた。「JP(プール)は、ステフ(ステフィン・カリー)が欠場している間、本当に多くをこなしてくれている。ボールハンドル、相手のスクリーンをかいくぐってのプレーは本当に体力を消耗する。彼のような若い選手が、そういう役割を受け入れてプレーしてくれていることを誇りに思う」
「ジョーダンはチームにとって非常に大きな役割を担っている。ルーキーイヤーの頃から彼を見てきたけど、本当に素晴らしい選手に成長した。彼は今後どんどん良くなる。(2019年の)ドラフト28位指名選手だった彼は、もう周囲の期待値を遥かに上回っているよ。彼はこれからも良くなる。何年もいろいろな選手を見てきたけど、ボールを保持している時の彼は、トップクラスに入る」