ジョエル・エンビードもダブル・ダブルで勝利に貢献
現地3月25日に行われたセブンティシクサーズvsクリッパーズの一戦は、ジェームズ・ハーデンが29得点15リバウンド(シーズンハイ)7アシスト、ジョエル・エンビードが27得点10リバウンドでチームを牽引し、シクサーズが122-97の快勝を収めた。
前半だけで25得点11リバウンドと絶好調だったハーデンは「チームの方向性は正しい。ただ、日々の試合でプレーの実行部分だったり、ディテール、基本的な方針に気を配ってやり続けないといけない」と語り、さらにプレーオフを見据えてこのように続けた。
「プレーオフは難しい試合が多くて、勝つ方法を見出さないといけない。それがスコアリングの時もあれば、ディフェンスの場合もある。両チームともにシュートの成功率が高い試合もある。プレーオフの試合に勝つ方法は様々だから、チームとして、しっかり準備を整えて臨まないといけない」
ハーデンの大活躍により64-43で前半を折り返したシクサーズは、リードを最大で28点(105-78)に広げて3連勝。東カンファレンス2位の彼らは、首位ヒートとのゲーム差を0.5に縮めている。ハーデンは「シュートが決まれば、チームのプレーも楽になる。今日は自分の調子も良かったし、大量リードも奪えた。試合を通して良い流れに乗れていた」とも語った。
シクサーズは、ハーデンとエンビード以外にも、マティース・サイブルが13得点、トバイアス・ハリスが12得点、タイリース・マクシーが11得点5リバウンドを記録した。エンビードは、試合を通して8ブロック、12スティールを記録したチームディフェンスについて「全員の息が合っていたし、集中できていた。フィジカルにプレーできていたし、相手を抑えられていた」と振り返っている。
ヘッドコーチのドック・リバースもチームの出来に手応えを感じ、「チームはレベルアップしている。彼ら2人(ハーデンとエンビード)が先頭に立ち、他の選手が付いていく」とコメントした。