今シーズンは平均21.0得点、4.8リバウンド、3.8アシストを記録
現地3月18日、ヒートはサンダーと対戦し、120-108で勝利した。
第1クォーターこそ27-26と拮抗したが、第2クォーターからヒートが主導権を握った。サンダーのトレイ・マンに第2クォーターだけで20得点を許したものの、他はシェイ・ギルジャス・アレクサンダーの5得点、ダリアス・ベイズリーの3得点に留めた。一方でヒートはタイラー・ヒーローが12得点、バム・アデバヨが11得点を挙げ、他にも4選手が得点に絡み同クォーターを42-28と圧倒した。後半に入ってもヒートはカイル・ラウリーやダンカン・ロビンソンを中心にゲームを展開し、最終的に7選手が2桁得点を挙げて勝利をつかんだ。
この試合でヒーローはベンチから28分の出場で、ゲームハイタイの26得点と7リバウンド4アシストを記録。今シーズンのヒーローは、ここまで57試合に出場して昨シーズンの平均15.1得点を大きく上回る平均21.0得点、4.8リバウンド、3.8アシストを記録し、東カンファレンス首位を走るチームに貢献している。
ヒートは2019-20シーズンの『バブル』でのプレーオフでNBAファイナルまで勝ち進んだが、翌2020-21シーズンは第6シードでプレーオフに進出したものの、ファーストラウンドでバックスにスウィープ負けした。そのため、周囲には「バブルでは強かったチーム」との印象が今もあるようだが、ヒーローは先日の『ESPN』のインタビューで「バブルじゃなくてもウチは活躍できる」と語った。
「僕たちがバブルじゃなくても上手くプレーできることは、見ていれば分かると思う。僕たちは今、東カンファレンスのトップにいるし、それがどれほどすごいことか分かっている。バブルから抜けて、プレーオフの準備をして、今はタイトルを争える位置に来ているんだ」