カーメロ・アンソニー

写真=Getty Images

「大事なのは、コート上でのプレーを理解し合うこと」

ロケッツのカーメロ・アンソニーが、10月2日に行なわれたグリズリーズとのプレシーズンゲームに先発として23分出場し、13得点4リバウンドを記録した。

カーメロは、スポットアップからの3ポイントシュートを成功させる場面が多く見られた。このグリズリーズ戦で6本中3本の3ポイントシュートを決めたカーメロは、試合後「自分のスポットを取ったら、あとはチームメートからパスが出ると信じている」とコメント。調整が目的のプレシーズンとはいえ、ロケッツでの初戦からチームのシステムに順応している姿が見られた点についても、「自然にフィットしつつあるよ」と語った。

「たまに、チームにフィットしなきゃいけないと思いすぎてしまうこともあるけど、自分にとっては自然にフィットしつつある。トレーニングキャンプから良い感触を得られているし、チームとして実行すべきことを快適にやれている」

「大事なのは、コート上でのプレーを理解し合うこと。これは実戦で気づくことだ。この部分は、これから試合を重ねることで良くなっていくよ」

この試合ではPJ・タッカーが腰痛のため、カーメロがパワーフォワードで先発に起用されたが、今後起用法が変わる可能性もある。NBAでの実績は十分すぎるほどあるカーメロだが、ここ数年は不振続き。ロケッツの環境にスムーズにフィットできているようだが、先発のポジションを得るための競争はまだまだ続く。