レブロン・ジェームズ

写真=Getty Images

ロッカー位置はコービーが使用していた場所

オフにレイカーズに移籍したレブロン・ジェームズが、待望のステイプルズ・センターデビューを飾った。

9月30日のプレシーズンゲームに続いて、この日もナゲッツと対戦したレイカーズは、レブロンを含む先発4選手が二桁得点を記録したが、111-113で敗れた。

試合前のシュート練習の際、レブロンはリポーターに「新たな始まり、スタートだね。僕にとっても新しい楽しみ。今夜はきっと楽しい試合になるよ」と、意気込みを語った。改修工事された本拠地のロッカールームでレブロンに与えられたロッカーは、2016年に引退したコービー・ブライアントが使用していた場所と同じで、改修される前の直近2シーズンは、ブランドン・イングラムが使用していた。

レブロンは、15分の出場で3ポイントシュート1本成功を含むフィールドゴール6本中5本を決め、13得点3リバウンド3アシスト2スティール1ブロックを記録。第1クォーターには、コースト・トゥ・コーストからのワンハンドダンクを豪快に叩き込み、会場を揺らした。『レイカー』として初めて臨んだホームゲームについて、レブロンは試合後「良い雰囲気だった」とコメント。プレシーズンで連敗を喫したものの、新リーダーはチームケミストリーの構築を実感している。

「前の試合より内容が良かったし、コミュニケーション、リバウンドも含めて守備も良くなっている。しっかりゲームプランを実行できたよ。今はお互いのプレーについて学んでいるところで、より良いシュート機会を得ようと思っている。だから、時折アンセルフィッシュ過ぎて、余計にパスを出し過ぎるところもあるけれど、長い目で見れば良い方向に進んでいる。これからもっとお互いのことを理解し合って、改善点を見つけていく」

レイカーズのプレシーズンは、今後4日のキングス戦、6日のクリッパーズ戦を挟み、10日と12日に行なわれるウォリアーズとの2連戦で全日程を終了する。18日に敵地で行なわれるトレイルブレイザーズ戦に向け、今後も調整を続けていく。