『INSIDE AKATSUKI』は、日本代表スタッフが収録した、バスケットボール日本代表の選手たちの『ありのままの姿』を見ることができる映像コンテンツ。今シリーズでは、ワールドカップアジア地区予選のWindow2に向け強化合宿をスタートさせた男子日本代表候補の裏側を連日伝えていく。
オープニングはマシュー・アキノとコー・フリッピンが登場。体育館に早めにやってくるアキノは「年寄りだからストレッチをしなきゃね」と、その理由を語る。朝は目薬が必須だというフリッピンは中の人から泣いているように見えるかもとのフリに「さみしいね」と応え、ノリの良さを垣間見せた。それでも、代表候補に入ったことを聞かれた際には「初めてのA代表だし、すごくワクワクしている」と目を輝かせた。
続いて斎藤拓実は滋賀レイクスターズ時代のチームメートである佐藤卓磨の秘密を暴露した。外国籍選手と円滑なコミュニケーションを図ろうとした佐藤は、佐藤と砂糖をかけ、自身のことを『Sugar T』と命名。そして、ウェイトトレーニングで使用していた自分の軍手に『Sugar T』と書いた。そこまでは良かったものの、左手に『T』と書いてしまったことで、繋げると『Tsugar(ツガー)』となってしまった。斎藤はそれ以来、佐藤のことをツガーと呼ぶことにしたという。
午前練習が終わった後、トム・ホーバスヘッドコーチを直撃すると「エネルギーが良い。先週の合宿に参加していたメンバーは今日の練習にプラスしたメニューがすぐにできていた。最初に戻ってもう一度教えるのではなく、ここからステップアップできそうだなと思います。楽しみです」と語り、合宿に手応えを感じているようだ。
ラストを飾ったのは、練習後にホーバスコーチとマンツーマンでシューティングを行っていた古川孝敏。マッサージ中の古川は「トムさんにリバウンドを取ってもらって、映像も撮られて、すごく嫌なシチュエーションでシューティングさせていただきました」と、中の人を皮肉る。
それでも古川は「光栄なことです。日の丸を背負って世界と戦うことはずっと目標だったし、夢だった。チャンスをもらえるのはうれしいこと。全力で自分のパフォーマンスを出せるように、最大限の準備をしてやっていきたいという思いはずっとあります」と語り、代表への熱い思いを語った。