サンロッカーズ渋谷

文=丸山素行 写真=バスケット・カウント編集部

杉浦「パワーがみなぎってます」

9月29日、サンロッカーズ渋谷が金王八幡宮で必勝祈願の参拝をした。ライアン・ケリーが出産立ち会いのために帰国しており不在となったが、選手とチームスタッフ、フロントスタッフとチームにかかわるすべての人が参加した。

参拝前にはSHIBUYA TSUTAYAでのトークショーや、サンロッカーズ渋谷の公認ショップとなっているソフトバンクショップの代々木店、渋谷明治通り店でイベントを行い、ファンとの交流を楽しんだ選手たちだったが、金王八幡宮に来ると神妙な面持ちで新シーズンの必勝を祈願した。

初参拝となった杉浦佑成は、緑豊かで荘厳とした雰囲気の境内にエネルギーをもらったようで「パワーがみなぎってます」とコメント。また雨にもかかわらず、たくさんのファンがイベントや参拝に集まったことを受けて「いろんな人の応援が僕たちを支えてくれてるんだなと実感することができました」とあらためてファンの存在の大きさを感じていた。

満原優樹

守備のSR渋谷に『攻』をプラス

キャプテンの満原優樹は「シーズンが始まるなって感じです。社長とヘッドコーチと一緒に一番前に座っていたので、チームを引っ張っていかなきゃダメだなという気持ちになりました」と参拝の感想を語った。

先日行われたBリーグティップオフカンファレンスに参加した満原は、チームを表す一文字に『攻』を選んだ。ディフェンスを信条とするSR渋谷だけに、その一文字はやや意外だったが、「去年からどうすれば得点をもっと伸ばせるんだろうとずっと考えていましたが、それが結果に表れなかった」という思いからの選択だった。「60点台で勝てる試合は少ないと思うし、80点以上取って相手を60点台に抑えるのが僕らの理想です」と満原は『攻』の文字に込めた気持ちを説明した。

ちなみにこの一文字はチームが選んだものではなく、満原が独断で選んだもの。「これが僕の決意表明です」と話す満原には、これまで以上にオフェンシブな姿を期待したい。

SR渋谷は新外国籍選手としてケリーを、そして帰化選手のファイ・サンバを獲得したことで、昨シーズンよりも高さの面ではパワーアップしている。ただ、彼らに依存することなく長いシーズンを戦うためには、日本人ビッグマン満原の存在がカギを握る。

今週末、SR渋谷は敵地でアルバルク東京と開幕戦を戦う。「僕らは昨年優勝したアルバルクさんと試合をするので、この開幕戦を取れればチームの自信にも、一人ひとりの自信にもなります。今日でみんな気持ちは固まりましたし、あとは試合で表すだけです」と満原は必勝を誓った。