クリス・ポール

「誰が活躍しても不思議ではないから、プレーしていて楽しい」

現地1月20日に行われたサンズvsマーベリックスの一戦は、デビン・ブッカーが28得点5リバウンド6アシスト、クリス・ポールが20得点11アシストを記録したサンズが109-101で勝利した。

この日のサンズは3ポイントシュートが不調でシーズンワーストの成功率22.2%(36本中8本)と苦しんだものの、堅いディフェンスでマブスから19ターンオーバーを引き出し、そこから31得点を奪った。

第4クォーターには、勝負を決めた3ポイントシュートを含む10得点を決めたポールがチームを引っ張り、シーズン最長の敵地5連戦を全勝で終えた。ポールは「ウチは団結して戦えているチーム。誰が活躍しても不思議ではないから、プレーしていて楽しい」と試合後の会見で語った。

ポールが2桁アシストをしつつターンオーバーをゼロに抑えた試合は、今シーズンでこれが4度目となる。現役トップのポイントガードについて、対戦したマブスを率いるジェイソン・キッドも「クリスはどのタイミングで前に出ればいいかを心得ている選手だ。今日の試合でも第4クォーターに前に出た」と脱帽している。

そのポールは、サンズと契約後まだ7試合にしか出場していないにもかかわらずセカンドユニットに欠かせない一員となったビスマック・ビオンボを「ハードにプレーするのも才能」と称えた。ポールは、ビオンボに関してラプターズ時代のチームメートだったカイル・ラウリーと話をしたことも明かしている。

「期待通りの活躍だよ。彼に関してはカイル・ラウリーに話を聞いた。カイルも『とても良い選手』と言っていたよ。それに彼については選手会でも一緒に仕事をしていたから知っていた。ハードにプレーするのも才能だ。ハードにプレーしていれば良い結果がついてくる。彼はウチにとって非常に大きな存在だよ」