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故郷の学生を対象とした奨学金を立ち上げ、進学をサポート

2003年、高校卒業と同時にNBAの世界に飛び込んだレブロン・ジェームズは、地域活動にも熱心なことで知られている。近年では故郷であるクリーブランド州アクロン市内の学生を対象とする奨学金プログラム『I PROMISE』を設立した。

一定の基準をクリアした子供たちに進学の機会を与えることものだが、最近になって大学進学後も必要に応じて学習指導を受けられる制度『I PROMISE Institute』も立ち上げた。

『Akron Beacon-Journal』によれば、ジェームズは大学卒業率の低さを懸念し、この学習支援プログラムを設立したという。

ジェームズは設立の意図をこう説明する。「子供たちを大学に送り出して、皆に教育を受けてもらう。でも、大学に入れたとしても、卒業までたどりつく率は相当に低い。そこで、子供たちが大学を卒業するため、どういう面でサポートできるかを考えたんだ。それで今回の制度を立ち上げた。ちょっとした違いが生み出せると思うよ」

なんと、レブロン自身も時間ができたら大学への進学するつもりなんだとか。「余裕ができたらアクロン大学に進学するつもりだ。前から考えていたことで、大学で講義を受けたい」

「今は読書に時間を費やしているよ。良い知識を授けてくれる素晴らしい人に恵まれてもいるしね」

ヒートからキャバリアーズへ戻った際にアクロン大学でスピーチしたレブロン。いつかここに通う日が来るかも知れない。