「感染しているかを知ることは大事」
新型コロナウイルスの感染はNBA選手の間でも広まり、ネッツも所属選手4人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。
3月10日にネッツと対戦していたレイカーズはその知らせを受けて、すぐに所属選手のウイルス検査を行った。そして、名前は明かしていないがレイカーズからも2名の感染者が出たと発表している。
ウイルス検査を受けたレイカーズのポイントガード、クイン・クックは『Yahoo Sports』の取材で「人生でも最悪な8秒から9秒だった」と話した。
「この検査の苦しみは誰にも味わってほしくない。それほど苦しかったんだ。それでも検査はやらなければいけない。検査が終わってから、グループチャットでみんなが僕と同じ反応をしていたよ。その反応を見るだけでも、この検査がどれだけ苦痛で不快なのかはすぐに分かるはずさ」
クックは検査を受けてから5時間が経っても、不快感はまだ残っていたという。それでも新型コロナウイルスには無症状の人も多く、「周囲のためにも自分が感染しているかを知ることは大事なこと」と語った。
『Yahoo Sports』によればクックは陰性だったという。これまでに新型コロナウイルスに感染したNBA選手たちのほとんどが無症状と発表している。だからこそ、自分の家族や周囲の人、そして自分自身を守るためにも、健康状態を把握することは大切だ。