点差の離れない接戦、増田の退場が試合を動かす
大学日本一を決めるインカレの決勝戦が、
立ち上がりから互いに譲らぬ展開となったが、
そして大東大はモッチを中心としながらも、
5点前後の点差で推移していた試合が動いたのは、
気持ちで上回った大東大がインカレ初制覇
増田の退場で手薄になったインサイドでモッチがイージーシュートを決め、さらにオールコートプレスで8秒バイオレーションを誘発。熊谷航が3ポイントシュートを沈め、一気に2桁点差と突き放す。なおもアグレッシブにプレーする大東大はオフェンスリバウンドや球際での強さで上回る。焦って3ポイントシュートを早打ちする筑波大に対し、ディフェンスリバウンドから走って点差を広げ、増田の退場からの4分間で17-3と圧倒。最後まで攻めの姿勢を貫き終盤に走った大東大が、87-68で筑波大を破り初優勝を手にした。
大東大の西尾吉弘監督は「素直にうれしいです」と初優勝の喜びを噛み締めた。「リーグ戦では先に仕掛けたほうがイニシアチブを取れる、接戦でも勝てることが多かったので、インカレに向けて準備した3-2のゾーンを仕掛けて向こうが足を止めてくれたので、それが勝利につながった」と語る。このゾーンディフェンスが終盤で勝負を決める大きな要素となった。
キャプテンの葛原大智も「試合を通して気持ちだけ出して相手を上回ろうとチームで統一した結果、優勝に結びついたと思います」とメンタル面で負けないという共通認識がチームに浸透していたという。
インサイドを支配された筑波大
敗れた吉田健司監督は「モッチ・
「杉浦を5番にしてモッチを外に出し、
こうして男子インカレ2017は大東大の初優勝で幕を閉じた。
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