直近の6試合で48.8得点、10.2アシストを記録
トレイルブレイザーズをエースとして引っ張るデイミアン・リラードの勢いが止まらない。
2月1日にホームで行われたジャズ戦で、リラードは15本中9本の3ポイントシュートを含むフィールドゴール29本中17本を成功させ、51得点12アシストを記録。チームも124-107で勝利した。
またリラードは、NBA史上初の記録を2つも樹立。6試合続けて3ポイントシュート成功数6本超えを果たしたNBA史上初の選手、そして直近6試合で平均45得点、10アシスト超え(48.8得点、10.2アシスト)を達成した史上初の選手になった。
キャリア最高のパフォーマンスを見せるリラードは「初めて感じるリズムに乗れている」と試合後に語る。
「自分のベストパフォーマンスをする方法を見つけられたんだと思う。勝利がついてくるかは誰にも分からないけれど、自分にとって最高のチャンスを得る方法なら知っている」
「チームはシーズン序盤から苦しい状況を経験したけど、そこでケガを言い訳にするか、それでも戦うかは自分で選ぶことだ。今の状態は、メンタルが影響している部分も大きいと思うね。試合に向けた準備の部分でも、自分はステップアップできていると思う。これまでよりもしっかり睡眠をとったり、水分をしっかり摂取したり、マッサージの効果もある。コート上でベストな力を発揮するために必要なことをやっている」
4連勝のブレイザーズは、西カンファレンス8位のグリズリーズに1.5ゲーム差まで詰め寄った。リラードがこの調子をキープできれば、プレーオフ出場圏内への浮上も近いはずだ。