「生原との2ガードはやりやすい」
横浜ビー・コルセアーズは先週末に川崎ブレイブサンダースに敗れ、4連敗とリズムに乗れないままリーグ中断期間に入った。キャプテンを務める田渡凌は、60-84と大敗した第2戦を「相手にやりたいことを40分間させてしまった」と振り返る。
「出だしから篠山(竜青)さんやガード陣に、中まで割られてしまいました。そこから良い展開で良いパスを出され、3ポイントシュートとかでやられた印象です。インサイドの選手も頑張って守っていたけど、僕たちガードのところでアタックされてしまって、そこから相手のボールムーブメントができてしまったと思います」
田渡の言うようにこの試合では、篠山が17得点4アシスト、藤井祐眞は8得点3アシスト、辻直人も11得点3アシストと、ガード陣の活躍が目立った。
それでも横浜はディフェンスのインテンシティを上げることで川崎のターンオーバーを誘い、田渡と生原秀将による2ガードの時間帯にはボールも良く動いて得点を重ねて、第3クォーターだけを見ると22-19と上回った。
田渡も「生原との2ガードはやりやすいし、一緒に出ている時間帯は楽に攻められた」と手応え得ているが、やはり課題の方が多い。
「川崎のようなディフェンスの強度になってくると、ボールハンドラーが何人もいないとアタックできずに、オフェンスが展開できていない時があります。2ガードの時は、ボールの動きも良くて、自分たちのリズムで攻められました。逆に2ガードから1ガードになった時に、少しエナジーが落ちてしまって、その時にもっとコントロールすべきだったというのが反省点です」
「どういう時に何が必要かということを考えないと」
横浜は現在、中地区2位に位置しているが内容としては5勝10敗で快調とは言えない。開幕から15試合を終えて、「接戦で勝てないところに、自分たちの甘さが出ている」と田渡は言及する。
「第4クォーターでリードしているのに負ける試合が多いです。そういう試合でどうやってゲームクローズするかが大切ですが、そこは正直、僕の責任が大きいです」と、ポイントガードとしてのゲームメークの部分で責任を感じている。
田渡自身も、チームとしても最後まで自分たちのゲームを遂行できない原因は、技術や体力、メンタル面はもちろんだが『共通理解』が十分にできていないことが大きいと分析する。
「技術などのすべてが揃っていないとダメですが、それ以上にどういう時に何が必要かということをもっと考えないといけない。川崎は同じメンバーで長くやっていることもあって、ガードが言わなくても、その時に何をするのかが分かっている。そういう共通理解力が高いと感じました。僕たちはまだ若いし、長く一緒にやっていないチームなので、そういうところを早く学んでいかないといけないです」
しかし、今シーズンの横浜には「負けが続いてもみんなで練習から改善していこう」という考えがチームに根付いているという。昨シーズンまでは負けが続くとともに、チームの雰囲気も悪くなっていったが、「今年は文句を絶対に言わずに、とにかくコーチに言われたことを実践して、それでダメだったら話し合うことができています」と、チームからネガティブな雰囲気は一掃されたと話す。
まだまだ課題は多く残るが、チームが噛み合った時の爆発力はすごいものがある。今はまだ勢いを維持できず、単発で終わることが多いが、試合を重ねていくことで共通理解が深まれば、勝ち星も自ずと増えてくるはずだ。
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— バスケット・カウント (@basket_count) November 6, 2019
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