ラッセル・ウェストブルック

2027年2月7日に永久欠番セレモニーを実施

サンダーは現地11月2日、フランチャイズの歴史を象徴するオールスタープレーヤー、ラッセル・ウェストブルックの背番号『0』を永久欠番にすることを発表した。

この発表は、オクラホマシティ国立記念博物館創立1周年記念の昼食会で、サンダーのゼネラルマネージャーであるサム・プレスティが、オクラホマ州において地域社会に多大な貢献や支えをもたらした個人や団体に贈られる賞『オクラホマ・スタンダード・アワード』を受賞したウェストブルックに向けてサプライズで行われた。

プレスティは普段着用している黒縁のメガネから、ウェストブルックが在籍当時、身につけていた赤縁のメガネに付け替えると永久欠番にすることを伝え、こう続けた。「この功績は、勝利やこれまでの実績だけによって実現したわけではありません。彼の人柄や献身的な姿勢、そして彼が体現しているすべてのものがあったからこそです」

この発表に涙を浮かべたウェストブルックは、2008年のドラフトでサンダーの前身であるシアトル・スーパーソニックスから全体4位指名を受けてNBAキャリアをスタートさせた。サンダーでの在籍期間は11シーズンだったが、2016-17シーズンには、シーズン平均トリプル・ダブルという金字塔を打ち立ててシーズンMVPに輝き、その後も複数シーズンにわたって前人未到の平均トリプル・ダブルを達成。生涯で歴代最多となる209回の歴代最多のトリプル・ダブル数を残し、ガード部門での通算リバウンド数No.1、通算1万アシストと圧倒的な個人記録を打ち立てた。また、コート上での躍動にとどまらず、オクラホマシティの地域社会へ深く寄り添い、長年にわたって熱心なチャリティ活動や地域貢献に尽力したことで、ファンや住民にとってかけがえのない存在となった。

ウェストブルックはメディアの取材に対して率直かつ心からの喜びを語った。「最高だし、本当に祝福すべきことだよ。プロのアスリートになれるなんて想像すらしていなかった子供の頃から成長して、ましてや自分のジャージが永久欠番になるなんてね。それはレガシーを作り上げるものだし、ゲームに注いできたすべての努力、時間、労力、エネルギーの証明になる。この栄誉に心から感謝しているし、その夜が来るのを本当に楽しみにしているよ」

記念すべき永久欠番セレモニーは、2027年2月7日にペイコム・センターで行われるニックスとの試合前に執り行われる予定だ。球団の歴史を切り拓き、街の誇りとなり続けた『Mr.トリプル・ダブル』の背番号が、まもなくアリーナの天井に舞い上がる。