Window4出場へ「今までなかった感情もあるといえば、あります」
男子日本代表は韓国代表との国際強化試合を含め、『FIBAワールドカップ2027アジア地区予選』Window4に向けた直前合宿を行なっている。8月9日と10日に実施されたモンゴル代表との強化試合に出場したメンバーからは高島紳司、シェーファーアヴィ幸樹、狩野富成の3名がコールアップされた。
今回の追加招集について、高島は「河村(勇輝)選手、八村(塁)選手も入って、いろいろな方が言う『最強』のメンバーで行われる合宿に呼ばれたこと。自分がやってきたことが認められたことはうれしいです。何よりもそういった選手たちと一緒にできる楽しみが大きいです」と喜びを語る。
高島はモンゴルとの2試合で定評のあるタフなディフェンスを披露し、第2戦では第3クォーターに連続で3ポイントシュートを成功させて、15点ビハインドからの逆転勝ちに貢献。3&Dとして求められる仕事をしっかり遂行した。
佐賀との連戦で得た手応え、さらに日の丸を背負ってプレーすることの重みについて、高島はこう振り返る。「強化試合とはいえ、国を背負って戦うところで一つひとつのプレーの大事さをより感じました。代表のユニフォームを着て試合に出るのは初めてで、経験しないと分からない部分がありました。レベルは違っても、それを味わえたのは良かったです」。そして、「何かを成し遂げたわけではないので、ここからさらに自分の力を見せつけていかないといけない思いはあります」と気を引き締めている。
桶谷大ヘッドコーチは、韓国との2試合はタイムシェアをして、各選手に出番を与える意向を示している。高島は「ディフェンスをしないのであれば、僕がいる必要はないと思います。短い時間になったとしても、ディフェンスをしっかり意識して、できることをやっていきたいです」と、引き続き、ディフェンス力をアピールするつもりだ。
Window3では、遠征メンバーの16名に入ったものの、ロスター入りはならなかった。八村、河村の出場は現時点で不明だが、Window4でのロスター入りは前回と同等、もしくはそれ以上の狭き門になっていることは間違いない。「NBA選手が来てより狭くなったのはおっしゃる通りです」と語る高島だが、Window3の経験があるからこそ、代表への思いはより強くなっている。「落ちたら落ちたで仕方ないと思う部分もありますけど、2人(八村、河村)と一緒にプレーしたい思いはあります。だから、(代表入りについて)今までなかった感情もあるといえば、あります」
対戦相手の韓国は、高島が出場する『第20回アジア競技大会』で同じグループリーグに入っており、日本が勝ち進むためには避けて通れない相手だ。高島は言う。「アジア競技大会に向けて、自分としては今回の2試合で何が通用して、何がより大切になるのかを試すこともできると思います。その意味でも、僕にとって大きな意味のある2試合になります。そしてチームとして勝利を掲げる中で、しっかりと貢献していきたい」
6月頭のディベロップメントキャンプから高島はずっと代表活動に参加している。それこそが彼が確実に評価を高めていることの証明だ。韓国相手にこの良い流れを継続できれば、FIBA国際大会でのフル代表デビューを今度こそ実現できるはずだ。
