トレイ・ヤング

ホークスは8年続いた『チームの顔』トレイを放出

ホークスとウィザーズが、トレイ・ヤングのトレードで合意したと『ESPN』が報じた。ウィザーズはトレイを獲得し、ホークスにはCJ・マッカラムとコーリー・キスパートが移籍する。

トレイは2018年のデビュー以来、『チームの顔』としてホークスを引っ張ってきたが、3年目のカンファレンスファイナル進出がチーム成績のピークで、以後は結果を残せず。非凡なシュート力と勝負強さを持つが、サイズ的にディフェンスに難があること、ボールを支配するタイプで周囲の良さを引き出せない弱点も目立ち、若手が急成長する今シーズンはトレイが欠場している時の方がチームが勝つという状況が起きていた。

そのトレイが移籍を模索した時に、すぐ新天地として浮上したのがウィザーズだった。2018年にドラフト指名したルカ・ドンチッチをすぐにトレードしてヤングを獲得した時にホークスのGMを務めていたトラビス・シュレンクは、今はウィザーズのフロントにいる。自分のチームでいつの間にか輪の外に置かれたトレイからすれば、シュレンクの存在は心強いはずだ。

ウィザーズは若手中心に再建を進めており、チームを引っ張る選手として34歳のCJ・マッカラムに頼っていたが、今後はその役割を27歳のトレイが担うことになる。ただし、契約が残り1年で、今オフにはプレーヤーオプションを破棄してフリーエージェントになれるトレイと契約延長するかどうかは先が読めない。それはこの先しばらくのトレイのパフォーマンス、周囲とのフィット具合を見て判断されることになる。

マッカラムはトレイルブレイザーズとペリカンズでプレーし、昨年オフにウィザーズに加入したばかり。ウィザーズでもホークスでも若手とタイムラインは合わないが、今シーズンも40得点超えを2度記録するなど力は衰えていない。トレイとは異なり、自分で点を取るだけでなく周囲の持ち味を引き出すこともできる点で、ホークスにとっては評価できる。

キスパートは5年目のシューターで、今シーズンの3ポイントシュート成功率は39.5%と好調。こちらもホークスにとっては貴重な戦力となる。