マブスではジェイソン・キッド以来の新人王
マーベリックスのルカ・ドンチッチが、2018-19シーズンの新人王に輝いた。
19歳で欧州でのタイトルをほぼ総ナメにした後にアメリカに渡ったドンチッチは、NBAでの1年目からレギュラーに定着すると、平均21.2得点、7.8リバウンド、6.0アシストを記録し、数々の新人記録を更新。マブスの選手で新人王を受賞したのは1995年のジェイソン・キッド以来で、インターナショナルプレーヤーとしてはパウ・ガソル(2002年)、アンドリュー・ウィギンズ(2015年)、ベン・シモンズ(2018年)に次いで史上4人目の新人王となった。
ドンチッチは、同じく最終候補に選出されたサンズのディアンドレ・エイトン、ホークスのトレイ・ヤングについて触れ、「いつも自信を持っている方だけど、ディアンドレとトレイも素晴らしいシーズンを送ったから、新人王は自信がなかった」と謙遜した。
「でも、受賞できてうれしい。これは特別なことだよ」
昨シーズンのマブスは33勝49敗で西カンファレンス14位に低迷したが、シーズン途中のトレードでニックスからクリスタプス・ポルジンギスを獲得。2018年に膝の前十字靭帯断裂という重傷を負ったポルジンギスは、2019-20シーズン開幕には間に合う予定で、来シーズンはドンチッチとのデュオが注目されることだろう。
ドンチッチには、引退したダーク・ノビツキーに代わり、フランチャイズプレーヤーとしてマブスを引っ張ることが期待されている。前評判に違わぬオールラウンダーぶりをNBAでも発揮したドンチッチに『2年目のジンクス』は当てはまらない。
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— バスケット・カウント (@basket_count) 2019年6月13日