ケビン・デュラント

トロント遠征に帯同、チームとともに戦う意欲を見せる

ラプターズとのNBAファイナル第1戦に敗れたウォリアーズに朗報が舞い込んだ。ロケッツとのカンファレンス・セミファイナル第5戦で負傷してから欠場を続けているケビン・デュラントが、今シリーズ第3戦以降に復帰できそうなのだ。

109-118で第1戦に敗れた後、指揮官のスティーブ・カーは、6月2日にトロントで行なわれる第2戦にデュラントが出場しないことを明言した。それでも第3戦もしくは第4戦で復帰する見込みだという。

デュラントは、すでにコートでの練習を再開しているとの情報もある。カーは復帰のGOサインを出す条件として、少なくとも1度はチーム練習のすべてのメニューをこなすことを挙げた。

デュラントが欠場してからも、ウォリアーズはステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンを中心に5年連続のファイナルに勝ち進んだ。とはいえ、2019年のプレーオフで平均34.2得点、5.2リバウンド、4.9アシストを記録しているデュラントが復帰すれば、スリーピート(3連覇)達成に向けて強力な追い風となるのは間違いない。

デュラントは遠征にも帯同しており、昨日の第1戦のハーフタイム、それから試合後にロッカールームに戻るチームメートに声をかける姿も見られた。

彼の復帰が、シリーズの流れを大きく変えるかもしれない。