
「日本でプレーすることはずっと夢でした」
福島ファイヤーボンズは7月7日、ケニー・マニゴールトと2025-26シーズンの新規選手契約を締結したことを発表した。同日、ヘッドコーチのライアン・マルシャンらチームスタッフとの2025-26シーズンの契約締結も発表した。
アメリカ出身、現在34歳のマニゴールトは196cm93kgのスモールフォワード兼パワーフォワード。ポーランド、フィンランド、マカオのクラブを渡り歩き、2022–23に台湾のニュータイペイキングスに加入。今年の東アジアスーパーリーグでは、琉球ゴールデンキングスに勝利し、クラブの3位入賞に貢献した。
マニゴールトはクラブを通して以下のようにコメントしている。「福島ファイヤーボンズに加入できて本当に嬉しいです。日本でプレーすることはずっと夢でしたので、この機会をいただけて本当に感謝しています。家族とともに、日本の文化に触れ、地域社会と繋がり、誇りを持ってチームを代表できることを楽しみにしています」
アメリカ出身のマルシャンは、NBAでの映像アシスタントやアドバンススカウトを経て、トルコ、韓国、カナダ、ベトナムと世界各国でコーチとしてのキャリアを重ねた。2021年にニュータイペイキングスのヘッドコーチに就任すると、2022-23シーズンから3年連続で年間最優秀コーチ賞を受賞した。
マルシャンはクラブを通して以下のようにコメントしている。「昇格への新たな旅路の始まりとして、福島のヘッドコーチに就任できたことを大変光栄に思い、興奮しています。私は新たなエネルギーと、魅力的なバスケットボールスタイルをこのクラブにもたらす準備ができています。そして、地域の皆さんが誇りに思えるような競争力のあるチームを作ることに全力を尽くします」
福島は2026年からのBリーグプレミア参入に向けて、『展開が早く、トランジションがしっかりあり、ディフェンスもオールコートでプレッシャーをかけるスタイル』を目指したチーム編成が行われ、今回の発表で2025-26シーズンのロスターおよびチームスタッフのすべてが決定したとしている。